2012 体験会レポート(6日目)
2012 体験会レポート(6日目)
レポート(6日目)
最終日 ~研修風景見学、種牡馬見学~
いよいよ最終日の朝を迎えました。この日は、JBBA日本軽種馬協会の馬場を使っての引き馬。もうすでにAERUでトラッキングを経験しているとはいえ、なかには初めてサラブレッドに騎乗する人もいて、これまでとは違う感触に感激しきりです。昨夜、バーベキューで親交を深めた研修生たちが引く馬を介しての会話も弾みます。その後は先輩研修生たちが騎乗を披露して貫禄を見せます。育成調教技術者に特化したBTC研修と、生産育成技術者として知識と技術全般を学ぶJBBA研修。参加者たちも両研修のイメージを掴めたのではないでしょうか。
新千歳空港に向かう先に立ち寄ったのが社台スタリオンステーション。ここではディープインパクトやハーツクライ、ヴィクトワールピサなどテレビの中でしか見たことのないヒーローたちが次々と登場します。思わずあがる歓声。気持ちは理解できますが、馬を驚かせるような行為は「プロ候補生」としては失格です。これもまた覚えておこなければならない体験なのかもしれません。最後の“ご褒美”はディープインパクトとの記念撮影。もう馬を驚かせるような参加者はいません。その後はノーザンホースパークに立ち寄ってそれぞれの帰路につきました。
それぞれがどのような感想を持ち、また思いを胸にしたかはわかりませんが体験会実施前にが4人だった「5泊6日では短すぎる」という意識が9人に増えたことは、牧場での仕事に一定の理解をいただき、楽しさを見出してくれたことと考えています。
われわれスタッフも反省すべき点は来年にむけて改善し、牧場の仕事により理解を深めてもらおうと思う5泊6日だったことを追記しておきたいと思います。
牧場で働こう体験会を終えて
「とても楽しく充実しました」「今回の体験で学んだことを人生の糧にしたい」「お世話になった方々に感謝したい」「あいまいだった将来ことがあ見えてきた気がしました」「将来の進路を考えるうえで貴重な時間になりました」「5泊6日では短い」「もっといたい」など感想はさまざまですが、参加者たちの顔を見ていると、少しだけ大人になったような気がします。みんな、頑張れ!