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2021 体験会レポート(1日目)

2021 体験会レポート(1日目)

レポート(1日目)

2011年から始まった「牧場で働こう体験会」ですが、昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止となってしまいました。本年につきましても、緊急事態宣言の発令等で実施が危ぶまれましたが、将来牧場で働きたいと思う若者の「夢」や「目標」を失わせてはいけないという関係者の熱い思いから、新型コロナウイルス感染拡大防止のために最大限の予防対策をとるとともに、体験受け入れ牧場や見学施設の協力を得て、2年ぶりに実施することが出来ました。残念ながら、感染拡大防止の観点から今回は牧場への宿泊を行わず、最寄りのホテルから通う形での実施となりました。そのような状況下でありながら協力して頂いた牧場の皆様には、この場をお借りして感謝申し上げます。

集合 ~夢に向かっての第一歩~

今回の体験会には、北は北海道、南は広島県から42人の申し込みがありましたが、その中から選ばれた男性8名、女性4名の計12名に参加していただきました。参加者の年齢は16歳から21歳でした。参加者の中には「競走馬の牧場で働くことに興味があり実際に就業体験してみたい」といった人から「将来牧場への就職を視野に入れている」とか「最終的には自分で牧場を経営してみたい」といった人など、動機は様々でしたが、皆さん初めての牧場体験に目を輝かせておりました。

そのような12人が、8月1日(日)午後2時に新千歳空港に集合いたしました。参加者の皆さんは事務局を含めお互いに誰一人とも面識がありませんし、親元を離れ初めて一人旅をする者もおり、不安な方もいたかと思います。


空港での集合

空港の受付で最初に行ったのはPCR検査の陰性報告です。参加者には事前にPCR検査を義務付けており、検査で陰性とならなければ体験会に参加することができません。皆さん緊張した面持ちでスマホに送られてきた検査機関からの陰性報告の画面を受付で提示していました。幸いにも全員陰性ということで、無事に受付終了です。受付を終了した後は、体験会参加の証としてBOKUJOBオリジナルキャップを配布したところ、全員が嬉しそうに被りだし一体感のような雰囲気が芽生えました。

全員の身支度が整ったところで、いよいよ牧場に向けての出発です。

バスの中では、事務局から今回の体験会における注意事項などをお知らせした後、参加者各々に簡単な自己紹介をしていただきました。出発から1時間15分ほど経過し、空港から約80km走ったところで、新冠の道の駅で15分ほど休憩しました。

休憩後、10分ほど走り、新ひだか町静内のホテルアネックスインに到着です。

今回の体験会では、静内組(男性1人、女性2人)が岡田牧場に、浦河組(男性7人、女性2人)が杵臼牧場、谷口牧場、笹島智則牧場に分かれての牧場体験となります。

例年であれば、全員が一度浦河のホテルに集まり翌日からお世話になる牧場の方と対面を兼ねた会食をするのですが、今回は感染リスクを減らすため可能な限り会食の人数を少なくするという観点から、静内組と浦河組に分かれることになりました。

したがいまして、静内組はここで下車、浦河組とはしばしのお別れです。


静内組の夕食はBBQ

浦河組は、静内を出発し約1時間、50kmほど走り浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」に到着しました。

静内組、浦河組とも到着後は事務局から改めてこれからの体験会に関するスケジュールや注意事項の確認が行われました。

確認を終えた後は、それぞれが今回の参加者を受け入れていただく牧場の方々を交え、静内組は新ひだか町静内のアネックスインで、浦河組はAERUで会食を行いました。

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