2011 体験会レポート（1日目）

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レポート（1日目）

実際に牧場での仕事を体験してもらおうという「夏休み牧場で働こう体験会」が8月21日から26日の5泊6日のスケジュールで行なわれました。7月27日の｢牧場で働こうフェアin東京競馬場｣での受付や、BOKUJOBホームページなどから33名の申込みがあり、今回はその中から中学3年生から大学4年生までの15人（男子9人、女子6人）が参加し、競走馬生産、育成の現場を肌で体験しました。戸惑いながらも懸命に学ぼうという若者の、意欲あふれる6日間の模様をレポートします。

集合　～夢に向かっての第一歩～

集合場所は北の玄関口「新千歳空港」。夏休み終盤ということもあって混雑する空港でしたが、戸惑う人もなく無事に全員集合。集まった15人全員がこの日、初対面です。「馬」「牧場」という方向性はひとつでも、「騎手になりたい」「調教師になりたい」「ダービー馬を育てたい」「装蹄師になりたい」とはっきりした目的をもって参加した人や「自分に何ができるか確認したい」「とにかく話を聞いてみたい」「将来の方向性を決めるために参加しました」というように、目指すものはバラバラです。知識や経験も大きな差がある15人ですが、用意されたマイクロバスに乗り込んで、浦河を目指します。目的地までは約3時間。途中は海あり山あり、そしてバスの左右には牧場が点在するコースです。車内では添乗スタッフの紹介やスケジュールの確認、生活面の注意事項などの説明があり、そのあと、競走馬の育成に関するDVDを見たり、それぞれが自己紹介をするなど親交を深めながら、夢にむかっての第1歩を踏み出します。

宿泊地の「優駿ビレッジAERU」に到着

途中、トイレ休憩などをはさみながら宿泊地「優駿ビレッジAERU」に到着です。ここでオリエンテーションが行われたあと、次の日からお世話になる牧場関係者との顔合わせを兼ねた夕食会が行なわれました。最初は、ややぎこちない雰囲気でしたが、参加した牧場関係者の飾らない人柄や北海道の美味しい食材が参加者たちの心を開かせます。料理に舌鼓を打ちながら、時間の経過とともに次第に打ち解けてきました。牧場から参加した人たちの話を聞きながら、それぞれが持ち込んだ大きな夢や目標を再確認し、この日は就寝です。

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