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2013 体験会レポート(5日目)

2013 体験会レポート(5日目)

レポート(5日目)

牧場体験と育成調教技術者養成研修


JBBA繋養種牡馬を見学

5日目は、牧場の仕事を体験するという意味では事実上の最終日です。この日は牧場での体験実習を続ける組と、BTC軽種馬育成調教センターが行う育成調教技術者研修の体験入学会に分かれます。
牧場での体験を希望する参加者たちにとっては慣れ親しんだ馬たちとの最後の時間。
寝藁あげも、初日に比べるとだいぶ慣れた様子で、ブラッシングでは馬の気持ちを理解して心を通わせているようにも感じます。
今回、初めて体験会参加者を受け入れた宮内牧場の宮内慶さんには「こちらの説明することをしっかりと聞いて、指導しやすかったです。参加者同士のコミュニケーションもしっかりととれていたようで、よい雰囲気の中で体験会が行われたと思います。こういう取組は素晴らしいですね」と評価していただきました。

その頃、育成調教技術者研修の体験入学を希望する者は、わずか5ヵ月前に入学したという先輩たちがグループに分かれて巧みに馬を操る姿をみて「格好良いと思った。自分もあんな風になりたい」「すごく刺激になったし、この仕事に対する意欲が沸いてきた」「ここの研修を受けてみたいと思った」など新鮮な驚きを覚えたようです。
昼食後は、浦河を離れて新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会へと向かいます。ここではバゴやヨハネスブルグなど、種馬場に繋養されている主な種牡馬を見学した後、同協会の軽種馬生産育成技術者研修の第35期生たちとの夕食会。初めて見る種牡馬に「興奮した」という声や、夏の北海道ならではのバーベキューに「とても楽しかった」と、今までの牧場体験とは少し違った感想を抱いたようです。「牧場体験以外で、いろいろなことを体験させてもらった」「馬が好きな仲間がたくさんできた」などさまざまな感想を抱きながら、最後の夜を迎えました。

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