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2013 体験会レポート(2日目)

2013 体験会レポート(2日目)

レポート(2日目)

各牧場で仕事体験

さて、2日目は午前7時に朝食を取ったあと、7時30分からは班ごとに分かれてそれぞれの牧場へと向かいます。今回、参加者たちを受け入れてくれたのは様似堀牧場、杵臼牧場、まるとみ冨岡牧場、辻牧場、ビクトリーホースランチ、そして今回から初めて参加者を受け入れていただいた宮内牧場の6牧場です。

午前は牧場実習、午後は乗馬体験


AERUのトレッキングコースにチャレンジ

個々の牧場で若干の違いはありますが、体験メニューは厩舎掃除、寝藁あげ、ボロ拾い、飼葉つくりと飼いつけ、放牧地の雑草取りや小石拾いなど。お気づきの方もいるかもしれませんが、これらの作業は、馬のいないところで行われます。戸惑いを隠せない参加者もいたようですが、BOKUJOBホームページの先輩紹介コーナーにも「牧場の仕事って、もしかしたら意外に馬と接する時間が少ないのかもしれません」というアドバイスがあるように、これも、競走馬の牧場で働くということなのです。
慣れないフォークを手に、見た目以上に難しい寝藁あげやボロ拾いに悪戦苦闘しながらも懸命に作業をこなしていました。男子高校生3人を受け入れた辻牧場の辻芳明さんには「裏方仕事と言われるこれら作業も、強い馬づくりをするうえでは大切なことです。手を抜くことなく、前向きに取り組んでくれたことが印象に残っています」と仕事に対する姿勢を評価していただきました。

この日の午後は、事前アンケートでも参加者の多くが楽しみにしていた乗馬体験です。今回の参加者には、乗馬クラブである程度のキャリアを積んでいる人もいれば、初めて馬の背にまたがる人も。それぞれの腕前にあわせて、若干のメニューの違いはありますが、インストラクターの島村さんの厳しい指導のもと、AERUのトレッキングコースにチャレンジしました。馬とのコミュニケーションに苦労するような場面もありましたが「引き手がいない馬に乗ったのは初めてでした」「最初は少し怖かったけど、楽しかった」とおおむね好評だったようです。

夕方は講義を受講


クイズ形式で馬の勉強会

そして、夕方からはJRA日高育成牧場の頃末憲治氏を招いて、クイズ形式で馬という動物についてさまざまな角度から学び、夕食には近隣で育成牧場を経営する方々も参加して馬のこと、馬産地のことなどを話題に楽しい時間を過ごしました。

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