2011 体験会レポート(5日目)
2011 体験会レポート(5日目)
レポート(5日目)
牧場体験と育成調教技術者養成研修
25日は牧場体験を行なうグループと、BTCが行なう「育成調教技術者養成研修」の1日体験を受講するグループに分かれました。この日はあいにくの雨模様。前者は厩舎作業、馬の手入れに終始し、後者は他の一般参加者と同じメニューの受講です。斉藤教官から研修のこと、競馬のこと、実際の生活のことなどを質疑応答の形で学びます。
そのあとは実際に多くの競走馬が使用しているBTCの各施設の見学、研修センターの施設見学を行い先輩研修生が行なう騎乗訓練を見せていただきました。「広くてビックリ」「施設の充実に驚いた」という一方で、みごとな騎乗供覧を披露した先輩たちについては「馬に乗ったことがない人もいると聞いて驚きました。自分の場合にたった4ヶ月でここまで上達できるのか、と不安になりました」と驚きの連続だったようです。
AERUでの昼食後、静内に移動してJBBA日本軽種馬協会で軽種馬協会の役割や、同協会が所有する種牡馬、及び種付施設を見学させてもらい、さらには研修センターで仙波獣医師、田中装蹄師から馬の治療や施設、蹄の構造や装蹄などを学びました。
牧場で働こう体験会も終わりが近づきます
最後の夜は、JBBA日本軽種馬協会の生産育成技術者研修生の講師、あるいは研修生を交えた夕食会。半年足らず前までは自分たちと同じ境遇だった研修生たちとは、年代が近いこともあって話が弾みます。さわやかな夏の夕暮れ時に行なわれたバーべジュートという開放的な雰囲気も手伝い、用意された肉や野菜を口にしながら、研修のことや生活のこと、あるいは進路のことなどが話し合われました。