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2021 体験会レポート(5日目)

2021 体験会レポート(5日目)

レポート(5日目)

この日からは競馬関連施設の見学が主になります。

最初は、軽種馬育成調教センター(BTC)が行う「育成調教技術者研修」の体験入学会、そして施設の見学です。

この研修制度は。強い馬づくりのために、優れた騎乗者を養成し、また競走馬の育成について高い技術および深い知識を習得させることを目的とした1年間の研修制度です。


BTC小守係長による研修の説明に興味津々

本来であれば参加者は実際の講義や実習を間近で見学したり、馬の動きやクビの強さなどを忠実に再現した乗馬マシンであるシミュレーターを使って騎乗スタイルの基礎などを体験したりできるのですが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、研修生からは距離を置いた見学という形の体験入学となりました。

その後は施設見学をしました。軽種馬育成調教センターが位置する日高育成牧場の総面積は約1,500ha。英国のニューマーケットや仏国のシャンティイなどと同等の大型育成調教場で、現在は多数の民間育成業者がこの施設を利用して強い馬づくりに励んでいます。ゴールドシップやカワカミプリンセス、インティやミッキーチャームなどもここで育成されています。

ここでは広大な草原を利用した直線2000㍍の芝馬場や全長1000㍍の屋内ウッドチップコース、1000㍍の坂路馬場はじめ、使用する用途にあわせて使い分けができる1600㍍と800㍍、600㍍のトラック馬場などが用意されています。そのスケールに圧倒されながらも、この場所で働くことに大きな夢も広がります。


ゴールドシップの登場に大喜び

昼食のあとは牧場見学ということで、新冠町にある(有)ビッグレッドファームを訪問しました。日高管内に5つの牧場を構え、また美浦トレーニング・センターからほど近い茨城県にも調教場を持つこの牧場は、生産から育成、そして競走馬の休養なども行う一方で、種牡馬6頭を繋養する日本有数の総合牧場です。ここでは屋根付き1100㍍の坂路コースなどの牧場施設や、種牡馬として活躍中のゴールドシップやウインブライト、ジョーカプチーノなどを見学させていただきました。

競馬が大好きな参加者にとって、この時ばかりは体験会というよりも夏休みの観光旅行になってしまった感じでしたが、なぜこの時期に「(体験会の主催者ではない)(有)ビッグレッドファームの方々が、特別な馬たちを快く見せてくれたのか」という意味を将来思い出して欲しいと思います。


アニマルキングダムも大歓迎

その後は日本軽種馬協会静内種馬場で、同協会が所有するケンタッキーダービーやドバイワールドカップの優勝馬アニマルキングダム(USA)、凱旋門賞優勝馬バゴ(FR)、欧州チャンピオンマイラーとなったマクフィ(GB)、あるいは米国ベルモントS優勝のクリエイターⅡ(USA)など優秀な種牡馬を見学させてもらい、普段なら入ることが出来ない種付場、あるいは同協会が運営する「軽種馬生産技術総合研修センター」も見学させてもらいました。ここは強い馬づくりのため獣医師や装蹄師、栄養管理技術者などが臨床データなどを持ち寄り、交流を深めながらお互いを高めるために利用する施設です。

他にも「生産育成技術者研修」で利用する施設なども見学させてもらいました。参加者からは「進路を決める上では大変参考になりました」と好評をいただきました。

そして、この日の夜は、同研修制度の養成担当者であるJBBA山口次長との意見交換会も行いました。体験会の初めの頃は、何を聞いてよいのかイメージが湧かなかった参加者たちも、ひと通りの実習を終えたあとだけに「牧場での仕事」に対するイメージも固まってきたためか、具体的な内容にまで会話が弾んでいました。

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