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2016 体験会レポート(4日目)

2016 体験会レポート(4日目)

レポート(4日目)

体験会の内容も後半に入ります


AERUでの作業体験

牧場での3日目の朝。この日も多くの牧場では午前4時30分に起床し、午前5時から仕事がスタートします。
そろそろ「慣れ」と「疲れ」が見え隠れする頃で、私たちが一番心配するのは「気の緩み」から来るケガです。そのため、集牧を手伝う参加者には厳しい言葉が飛ぶこともあります。馬を引く人間は馬に対して「リーダー」にならなければなりませんし、馬が迷わないように行動をリードする必要があります。馬の自由気ままを許してしまうと、将来、育成牧場などに移動した際、多くの人に迷惑をかけてしまうことになってしまいます。生産牧場の仕事というのは、その馬の将来を左右する大切な仕事でもあるのです。「馬を引くときには、必要以上に怖がるとその気持ちが馬に伝わって良くないことを学びました」という言葉の中にも仕事を楽しむ、仕事に対する自信のようなものが芽生えてきたことを感じました。午前中の仕事を終えると、お世話になった牧場の方々へお礼のあいさつを行い、浦河町のAERUに。久しぶりに16人が顔を揃えます。この日の午後は「乗馬体験」。毎年のアンケートでも、人気の高いプログラムのひとつです。今年も200鞍を超える乗馬経験者から馬に触ったことがなかった人まで、レベルは様々ですが、ここまで馬の近くにいながらもなかなか触れるチャンスを与えられなかった参加者にとっては嬉しい時間かもしれません。インストラクターの指導もあり、AERUの乗馬施設に所属する乗用馬とともに北海道の自然を楽しみました。

この日の夜は、BTC軽種馬育成調教センターが行う育成調教技術者研修の担当者、そして、同研修を卒業して、実際に牧場で働く先輩たちとテーブルを囲んでの懇談会です。例え2泊3日であっても実際に牧場で働いたという経験が、共通の話題になります。今回は、同研修制度を受講したいという参加者が多く、例年にも増して積極的だったことが印象に残ります。

各牧場での仕事体験レポート(2~4日目)

過去のレポート