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2018 体験会レポート(5日目)

2018 体験会レポート(5日目)

レポート(5日目)

牧場体験と育成調教技術者養成研修


3頭併せ

目が覚めれば、あとは1日を残すのみです。この日は、育成調教技術者養成研修の体験入学と施設見学です。育成調教技術者養成研修というのは、デビューする前の若馬を育成するための騎乗技術や、育成技術の修得に特化した1年間の研修制度です。ここでは育成調教技術者が普段どのような業務を行っているのか、あるいは同センターが行う養成システムはどのようなカリキュラムに基づいて行われているのか、また修了生の就労状況などについての説明と、実際に生活をする寮の見学や教育施設の見学などを行いました。すでに500人を超えるという修了生の就職率は100%。定着率も高く、馬産地での評価も高い研修生です。

昼食のあとは住み慣れた浦河をあとに、向かった先は㈲ビッグレッドファーム。これまでにも多くの学生を受け入れてきた牧場です。ここではゴールドシップやジョーカプチーノ、ダノンシャンティといったGI馬や、ロージズインメイ(USA)、アイルハヴアナザー(USA)といった世界の一流馬を見学させていただきました。


ビッグレッドファーム堀田さんのレクチャー

そのあとは新ひだか町にある JBBA日本軽種馬協会静内種馬場へと移動し、ヨハネスブルグ(USA)やエスケンデレヤ(USA)、マクフィ(GB)といった世界レベルの種牡馬見学と施設見学。その夜は同協会が行う生産育成技術者研修の研修生たちとの食事会。この研修制度は生産分野も含めた総合的な知識と技術の修得を目的とした1年間の研修制度です。約30年の歴史があり、こちらの研修制度もこれまで約400人の研修修了生を送り出しており、その就職率は100%。多くの先輩たちが今も馬産地で強い馬づくりに励んでいます。初対面とはいえ、同じ夢を抱く者同士。用意されたバーベキューに舌鼓を打ちながら馬産地での生活や研修制度について具体的な意見交換を行うことができました。

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