2014 体験会レポート(3日目)
2014 体験会レポート(3日目)
レポート(3日目)
各牧場に泊まりで仕事体験
この日は朝からあいにくの雨模様。この日は午前、午後ともに牧場での仕事、そして夜は牧場に泊めていただいて「牧場での生活」を体験する予定になっていましたが、仕事の部分はままならぬことに。それでも、それぞれの牧場主の計らいで貴重な時間が少しでも無駄にならないような配慮を受けました。
様似堀牧場では、午前中に厩舎の掃除や馬房掃除、放牧地の雑草取りなどを行いましたが、雨脚が強くなった午後は牧場仕事はほとんどできず。「今の時期は、時間にゆとりがあるから」(堀さん)と、午後は清美夫人によるジャムづくり講座となりました。浦河産のイチゴを使った手作りジャム。これもまた初めての経験です。「もったいなくて食べられない」という3人でしたが、そうした元気をいただいた分、夜の作業には身が入ったようです。
まるとみ冨岡牧場では、サマーセールに上場する馬を預かってもらっている浦河育成センターで馬の見学をすることになりました。コンサイナーという仕事の説明、馴致の大切さ、そしてそうした作業を通して知る馬と人とのコミュニケーション。生産牧場だけでは知りえなかった貴重な時間となったようです。天気が回復した午後からは馬房掃除や飼葉づくり。初めて経験する牧場での宿泊も良い経験となったようです。
林孝輝牧場の夜は専用スペースでのバーベキュー。バーベキュー専用のスペースがあるというのも北海道の牧場ならではです。林さんの牧場で生まれ、育ったメイショウサムソンの話などを交えながら楽しいひと時を過ごしました。
辻牧場では、休養中のハッピースプリントに会いに行きました。昨年のNAR年度代表馬。全日本2歳優駿ではJRA勢を一蹴し、東京ダービーを圧勝。ジャパンダートダービーでも負けて強しの内容でした。現役の超一流オープン馬に会えると思っていなかった3人は「すごいサプライズ。雨に感謝」「やはりほかの馬とは違う雰囲気を感じました」と感想を口にしていました。
杵臼牧場では、鎌田社長と牧場スタッフの方に、牧場の仕事に関する色々なことを教えていただきました。たった1日とはいえ、牧場の仕事を経験したことで、さまざまな疑問が沸いて出てきたようです。仕事と生活に関することで時間は尽きなかったようです。
各牧場の様子は下記のページをご覧ください。