2024/02/13
JRA日高育成牧場です。
2022/05/16
日高育成牧場のある浦河町西舎の観光名所として知られている「優駿桜ロード」では4月末から5月初旬にかけて桜が見ごろとなりました。「優駿桜ロード」は「うらかわ優駿ビレッジアエル」から日高育成牧場までの約3kmにわたる桜並木の通称であり、沿道の約1,000本のエゾヤマザクラを見ようと、5月3、4日に開催された「第55回優駿の里浦河桜まつり」には7,000人もの方が訪れました。個人的にはライトアップされた夜桜は本当に美しく、一見の価値はあると感じています。
〔写真1 「優駿桜ロード」の夜桜〕
また、アエル駐車場から無料の連絡バスで訪れることができる「オバケ桜」は樹齢推定80年以上のエゾヤマザクラということだけでなく、丘の中腹にあることからBTC調教場を背景とした景観は非常に趣があります。皆様にも是非ご覧いただきたいと思います。
〔写真2 BTC調教場を背景とした「オバケ桜」〕
桜の開花とともにようやく浦河にも春が訪れ、今年生まれた当歳馬も夜間放牧を開始しています。それまでは8時から15時までの7時間の放牧を実施していましたが、5月に入ってからは13時から8時までの夜間を含む19時間の放牧に変更しています。
〔写真3 夜間放牧を開始した親子の放牧地:朝方には多くの馬が横たわっています〕
「♪おうまの親子は仲良しこよし♪」と歌われるように、馬は草食動物の中でも母子間の絆が非常に強く、子馬は常に母馬に寄り添っています。それでは、いつごろから子馬同士が遊び始めるのでしょうか? これについては次号のブログで触れたいと思います。
〔写真4 馬は草食動物の中でも母子間の絆が非常に強く、常に寄り添っています〕