2024/02/13
JRA日高育成牧場です。
2024/01/10
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
新春2日には、町民や牧場の関係者ら約300人が見守る中、恒例の「騎馬参拝」(浦河町騎馬参拝実行委員会主催)が浦河町西舎にある「西舎神社」において行われました。
写真1 西舎神社に向かう騎馬
JRA日高育成牧場の乗馬厩舎を出発して、BTC調教施設内およびアエルの施設内を通り抜けて西舎神社までの約5kmの道のりをJRA職員、JRA乗馬少年団員、浦洞乗馬クラブ員が騎乗する8頭の乗用馬、さらには途中で合流したポニー少年団員が騎乗する6頭のポニー、計14頭の人馬で西舎神社に向かいました(写真1)。
写真2 西舎神社に到着する騎馬
今年で115回を数える騎馬参拝は、1907年に現在のJRA日高育成牧場のある西舎地区に「旧日高種馬牧場」が開設されたことに伴い、古来より殖産農業の守護神として尊崇され、特に牛馬守護の神として広く崇敬を集め、福島県にある相馬中村神社の祭神で造化の主宰神である「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」の分霊を勧請し、「妙見神」として1910年に旧日高種馬牧場の一角に「西舎妙見神社」が建立および奉祀され、人馬の無病息災を祈願して行われたことに起源を持ち、それ以来続く馬産地浦河における新春恒例の伝統的な行事となっています。
写真3 雪の中の参拝の様子
社殿前に到着後に、騎乗者は下馬して各々参拝を行いました(写真2、3、4)。そして、騎馬隊の参拝が終了後には、浦河町の池田拓町長も社殿前で参拝されました。最後は参加者全員で能登半島地震により、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げ、被災地の一日も早い復旧を心より祈願するとともに、人馬の無病息災を祈願いたしいたしました。
写真4 西舎神社に到着するポニー少年団の騎馬と参拝の様子