2024/02/13
JRA日高育成牧場です。
2021/12/08
⑫月ですね。ここ浦河町は雪が降っては解け、降っては解けを繰り返しています。
気温は最低が氷点下2~3℃、最高が10℃位でちょうど東京の真冬のような感じです。
風の強い日が多いのですが、空気はとっても澄んでいます。景色も日高山脈が次第に白く輝きを増してきています。
その日高山脈の麓では、ナキウサギを見ることができました。草が枯れたあと、雪が積もる前が観察のチャンスです。写真も撮ることができてご機嫌です(^^♪
〔写真1.12月の日高育成牧場からみる日高山脈(写真の雪山のところには天馬街道という国道がはしり、長い野塚トンネルを経て十勝地方へ通じています。)
〔写真2.『氷河期からの生き残り:ナキウサギ』でも寿命は4~5年?!つまり、1万年前以上の氷河期からほとんど姿を変えずに命をつなぎ暮らしているということですね。〕
JRA日高育成牧場の当歳馬達は、夜間放牧で管理されています。雨でも雪でも基本的には夜間は屋外で草を食べ、動き回りながら過ごしています。
毎朝無事な姿を見るとホッとするのですが、(雪よりも)雨や風の強い朝には、放牧地の出入り口で集牧を待っていることもあり、彼等も鍛錬を続け頑張っています。
〔写真3.夜間の放牧を終えて厩舎に帰る当歳馬。今朝は少々お疲れの様子〕
今年は鮭の遡上がとても少なく、その影響かオオワシ、オジロワシの姿もあまり見かけません。しかし、ハクチョウは例年通り『冬の使者』としてたくさん渡ってきています。
キツネもすっかり衣替えを完了し冬に向けて準備万端です。
〔写真4.静内川のオオハクチョウ。大きくて迫力あります〕
〔写真5.初積雪日のキタキツネ。夏のキツネは狡猾な感じですが、冬のモコモコキツネは善人風で絵になります〕