JRA日高育成牧場です

北海道・日高地方の秋はとてもカラフルです。カエデなどの紅葉の黄色～橙色～赤色、放牧地・採草地の緑色、それに秋晴れの青色が、澄んだ空気とやわらかい日差しの中に映えています。

〔写真1.カエデの紅葉（浦河・優駿さくらロードにはエゾヤマザクラに加えてカエデも多くみられます。桜に負けないくらい紅葉も素晴らしいと思います）〕

離乳を済ませた当歳馬達は集団で夜間放牧で管理されています。朝の8時頃から昼前までは厩舎で過ごすのですが、その他は広い放牧地で自由に草を食べながら走り回っています。

〔写真2.放牧されている当歳馬達（天気の良い朝はもっと外にいたいのか、集牧に時間がかかることがあります）〕

今年は、鮭の遡上が昨年と比べてかなり少ないような気がしました。一方で牧場敷地内の栗木では多くの実がなっています。風が吹くとパラパラパラと栗の実が落ちてきて実りの秋を実感しています。

〔写真3，4たくさんの実をつけた栗の木（栗は暖帯～温帯域に分布するため北海道・日高地方はその北限にあたると思われます。浦河の日当たりの良さと、長い日照時間は栗にとっても住みやすい環境なんでしょうね）〕

そうこうしているうちに、あっという間に冬の気配です。