JRA日高育成牧場です

　日高は春真っ盛り、一日ごとに日照時間が延び、草木の緑色が増してきています。

　JRA日高育成牧場では、今年から牧場内にある"オバケ桜"を一般の方々に公開しています。今年は北海道最大の幹周を誇るこのエゾヤマザクラを沢山の人に見ていただきました。

　しかしその中でも極上の風景を見ることはなかなか大変です。桜の開花状況はもちろん、天候によっても風景の印象は大きく変わってしまします。

　何度も訪れる中で、やっと見ることができた風景が下の写真です。現地で暮らしているからこそ見ることができる一瞬の美しさというものがありますね。（ヨイトコロデスヨ・ウラカワ）

〔写真１．オバケ桜〕

放牧地では、昨年生まれた１歳馬達が、秋から始まる本格的なトレーニングに備えて英気を養っています。彼等も来年の今頃はトレーニングセールを経て競走馬への第一歩を踏み出しているはずです。

〔写真2．桜を背景に放牧される１歳馬〕

森の中では"春の妖精"と呼ばれているカタクリなどの花が咲き、冬毛から夏毛へと衣替えがすすむエゾノウサギなど動物達も元気いっぱいです。

〔写真3.カタクリとキクザイチゲ〕

〔写真4.衣替えウサギ（雪がなくなり目立ってしまいお気の毒）〕