ビッグレッドファームの堀田です。

花の開花は、目を楽しませてくれると同時に、季節の訪れも感じさせてくれますね。

４月末ごろから蕾を開いた桜は、徐々に桃色から緑色へと変わりつつありますが、毎年秋の終わりに植えているチューリップが顔を出し、場内に春を添えてくれています。

〈 ケイバクラブ前で日光を浴びる、堂々としたチューリップ達 〉

さて、弊社にとっての５月は、グループ会社であるラフィアンターフマンクラブの募集対象となる１歳馬のカタログ用写真・動画撮影の時期です。

うららかな春の陽気の日は、恰好の撮影日和となります。

「日和」と書きましたが、実際の撮影現場は「和やか」というより、「緊張感のある」雰囲気の中で行っています。

募集馬撮影は、通常業務と並行している中での作業であること。カタログ作成には当然ながら期限があること。撮影は天候に左右されるため、決まった日で行えないこと。１日の撮影できる時間帯が決まっていること。被写体である馬によっては、撮影に時間がかかるほど煩くなったり、ダラけてしまったりする為、１頭に時間を長く掛けられないこと。

そのなかで数十頭の対象馬の撮影を行うため、少しの時間でも無駄にしないよう集中力を高めた場となります。

〈 募集カタログ用の募集対象馬の撮影風景 〉

また弊社では、募集カタログ作成においての撮影をはじめ、編集までをスタッフが担っています。

外注ではなくスタッフで行う利点の一つは、撮影したその日の内にデータ確認や編集ができることです。データを確認するとともに、撮り直しの必要有無の判断を早くできる為、次の撮影準備にも繋げられ、タイムラグを極力無くして対応できる分、写真や動画の撮影に充てられます。

その結果、クラブ会員様に自信をもってご提供できる『募集馬カタログ』と『募集馬ＤＶＤ』を作り上げられているのだと思います。

クラブ会員様がカタログを通して愛馬となる１頭に出会い、愛馬を通じて当牧場やスタッフとの交流を楽しみの一つにしていただけると嬉しいですし、私どもにとっても励みになります。

今はまだ牧場へのご来場やご見学に一定の制限を設けざるを得ない状況ですので、少しでも世の中が気兼ねなく外を出歩いたり足を延ばしたりできる様になればと願うばかりです。

〈 募集カタログの牧場紹介用スタッフ・パート集合写真の撮影風景 〉

『 新人スタッフも加わり、牧場の賑やかさが増しました！ 』