2024/02/13
JRA日高育成牧場です。
2020/06/30
7月を迎え、北海道はとても良い季節を迎えています。
涼しく、空気がとても澄んでいます。
青空と強い日差しの中で咲く躑躅はこれまで見たことのない鮮やかなものでした。
また、先日のストベリームーンも綺麗に見ることができました。
〔写真1.鮮やかに咲いた躑躅〕 〔写真2.ストロベリームーン〕
そのストロベリームーンに見守られながら、馬たちは昼夜放牧で鍛えられています。
今年生まれた馬たちは母馬と一緒に、1歳馬たちは牡牝別のグループで、夕方から翌朝にかけて広い放牧地に放されます。
青草を食べながら放牧地を動き回ることにより、運動量が確保され、馬房での寝藁使用量が軽減され清掃の省力化を図ることができるなど大きなメリットがあります。
一方で環境の急変による発熱などの体調不良、外傷を伴うアクシデントなどにも注意が必要で、集牧時には特に詳細な観察を行いながら、これまでのところ大きなトラブルもなく順調に馬たちは成長しています。
〔写真3.昼夜放牧風景(クマゲラ)〕
最近、日高育成牧場周辺では蝉の声が聞かれるようになってきました。
エゾハルゼミとういう蝉だそうで、本州のそれらとは違いとても爽やかに聞こえます。
素晴らしい景色の中で、次第に個性を表してきた仔馬たちの放牧風景を眺めるのは楽しいものですね。
〔写真4.エゾハルゼミ〕