JRA日高育成牧場です

日高育成牧場のある浦河は雪のほとんどない年末を迎えています。

これまで数回は積雪があったのですが、根雪になることはなく、放牧地にはほとんど雪がありません。

当場で今年生まれた9頭の当歳馬達は集団夜間放牧で管理されています。

【写真１.夜間放牧を前に放牧地を走るJRAホームブレッド】

雪は少ないとはいえ、マイナス15℃程度まで冷え込む浦河の12月です。

そんな浦河へさらに北の国からから温暖の気候を求めて"浦河リゾート"へやってくる鳥がいます。

日本でみられる最大級の鳥類、天然記念物のオオワシです。日高育成牧場周囲でもよく観察することができ、鮮やかな嘴の黄色と羽の白色がとても際立ちます。

【写真2,3.オホーツク海北岸の繁殖地から渡ってきたオオワシ】

一方こちらは日本でみられる最小の "キクイタダキ"という小鳥です。

頭頂の黄色の斑を菊の花びらに見立てて面白い和名がついています。このような珍しい鳥を見ることができ写真まで撮れるとは、なかなかのクリスマスプレゼントをいただいたところです。

【写真4,5　キクイタダキ　鮮やかな頭頂の黄斑が特徴、黄斑上部に橙色がみられる牡】

みなさまも、オオワシのようにさわやかで透明な空気を楽しみに"浦河リゾート"を訪れてみてはいかがでしょうか。