JRA日高育成牧場です

朝晩はすっかり涼しくなり秋も深まってきました。

JRA日高育成牧場では、一歳馬の購買も終了し騎乗馴致が始まっています。人と馬との信頼関係を築き、これまで経験したことのない" 装鞍（鞍を背中に乗せて胸部へのベルトで固定する）"に向けた"ハラオビ（腹帯）馴致"など様々な課題に取り組み、一歩一歩競走馬への道を歩んでいます。

〔写真1． "ローラー"と呼ばれる胸に巻いた器具を装着して初めて運動を行ったシーン、初めて経験する胸部の圧迫に前方に飛び上がるような仕草をする馬がみられます（業界用語で"カブル"といいます）。〕

秋も深まり活発に活動する生き物も多く見られます。スズメバチの巣が見つかりました。なんとガラス窓に密着しており、建物内部からは巣の構造が丸見えです。ちょうど内側はブラインドに隠れている部分でこれまで気付かなかったようです。

ハタラキバチが真面目に？！働いている様子がよくわかり、私も『さぁ頑張ろう』という気持ちになりました。

〔写真2，3.スズメバチの巣と内部の様子〕

屋内ではサボテンの花が咲きました。北海道に来る前に関東で何年も育てていた時には一向に花をつける気配はなく花はあきらめていたのですが、こちらで一年半、とてもきれいな花を咲かせてくれました。

〔写真3.見事、浦河で花開いたサボテン〕