2024/02/13
JRA日高育成牧場です。
2016/08/04
「うらかわ馬フェスタ2016(第31回シンザンフェステイバル・第50回浦河競馬祭)」が、7月30、31日に、日高育成牧場の特設会場で開催されました。ご存知のように、わが浦河町は競馬史上初めての五冠馬"シンザン"を生んだまち。この馬のまち浦河のトコトン「馬」にこだわったイベントが「うらかわ馬フェスタ」なんです。催しものは、馬上結婚式や体験乗馬、草競馬から東京競馬場で行なわれる全国ポニー競馬選手権「第8回ジョッキーベイビーズ」地区予選まで、本当に盛りだくさん。馬好きにはたまらないお祭りです。
毎年、われわれはこのお祭りを全面的にバックアップし牧場をあげて準備や出し物のリハーサルを手伝っていますが、今年は馬上結婚式に多数の応募のなかから当場の職員夫妻が当選!!そのため、自ずとその準備にも力が入ります。浦河は28日には避難勧告が出るほどの豪雨でその後も雨が続いていましたが、悪コンディションのなか総出で準備を終え、お祭り初日をむかえました。しかし、心配なのは雨。(新郎はさておき)ウエディングドレスを着た美しい新婦を雨で濡らし悲しませたくはありません。実はここ数年このお祭りは雨続きで、しかも前回お話したように今年の北海道は牧草刈りが出来ないほどの天候不順。加えて、場長が代わってからイベントの度に雨にたたられ、新場長は雨オトコ?との評価が固まりつつあります。案の定、天気予報もイベント開始時刻から傘マークが並び、開始時刻が近づくに連れ、雲もどんどん厚くなっていきます。あぁ、今年も雨の開催は避けられないのか_l ̄l○lll ガクッ。
ところが奇跡か、神懸り(←このフレーズをご存知の方は相当のご年配ですな)。われわれの願いが通じたのか、今にも泣き出しそうな曇り空ではじまったものの、結局イベント中の降雨はゼロ。二日目の早朝にはかなりの雨が降りましたが、7時ごろにはあがりお祭りへの影響は全くありませんでした。まさに"神ってる"としか言いようがありません(場長はこのために運を貯めておられたのですね。雨オトコなんて陰でいってゴメンなさい・・・)。実行委員会の方のお話では、雨が降らなかったのは6年ぶりとのこと。来場者5千人は昨年の2倍の大盛況。家族ずれや競馬ファンが大勢訪れ、日高の短い夏を楽しんでいました。
私にとっては初めての"うらかわ馬フェスタ"。「北の国の短い夏。短いからこそ、その夏は輝いてみえる」そんな風に感じた二日間でした。どうです皆さん、日高で束の間の夏を一緒に楽しみませんか?
えっ、遠いから無理!?では、写真でどうぞ(*´∀`)ノ
馬上結婚式のお二人。大勢の会場の皆さんから祝福され、幸せそうですね。
ジョッキーベービーズ予選に臨む子供たち。身体や学年は小さくたって、優勝を目指す意気込みは誰にも負けないぞ!
こちらは浦河競馬のポニーレース。騎乗フォームも迫力も大人顔負け!この日一番の声援があがるなか疾走中です。
浦河競馬メインレースの表彰式。一番右の燕尾服を着た方は、往年の名ジョッキー岡部幸雄さん。誘導馬の騎乗やプレゼンターをつとめ、大いに盛り上げてくださいました。優勝した牧場の皆さんもとても嬉しそうです。
緑あふれる日高育成牧場を走る馬車は、とても人気です。気持ちよさそうですね~。
華麗な馬のダンスを披露するアンダルシアンホースショー。演技するのは、東京競馬場からはるばる来てくれたJRA職員の皆さんです。