日本軽種馬協会　軽種馬生産育成技術者研修 【JBBA静内種馬場研修課】

　こんにちはJBBA研修課の藤田です。5月も中旬となり、さわやかな季節となって参りました。

　さて、JBBA生産育成技術者研修ですが、本年3月に2020年度第42期生たちが研修を修了し、4月から2021年度第43期生として新たに研修をスタートさせました。

　現在は開講式より１ヵ月半が経過したところで、曳き馬練習からはじまった研修も、手入れ・厩舎作業等と一通りの馬の飼養管理ができるようになってきました。

　騎乗訓練では、常歩において乗馬の基本事項である停止・発進・回転を練習し、現在は軽速歩に取り組んでおります。日々のトレーニング効果(？)もあり筋肉痛で体に痛みを感じている者もいるようですが、これからは、前傾姿勢（ツーポイント姿勢）への練習となりますので、腰痛には気をつけながら練習に励んでもらいたいところです。

　講義ではJRA日高育成牧場育成馬展示会、ブリーズアップセール見学を前に、特別に「サラブレッドの仕事・セリ市場の馬の見方」や、6月に控えている種馬場実習に向けて「サラブレッド生産の現状と種牡馬の管理・種付」等と専門的な内容が行われております。

　研修がはじまって１カ月半、心身ともに厳しい状況ではあると思いますが、「強い馬づくり」のためにも、先ずは自分自身を鍛え、強くなっていく必要がありますので、是非1年間頑張ってもらいたいところです。