2022/03/18
こんにちは。ビッグレッドファームです。
2022/02/10
今年の冬は、日高地方も近年の中では降雪量が多く、当牧場も場所によっては腰近くまでの積雪があり、放牧地の馬達も何処を歩けばいいのか困っている様子でした。
2月に入り、降雪量は落ち着いてきた様に思いますが、厳しい寒さはまだ続きます。
体調を崩されませんよう、引き続き防寒対策をして、お過ごしください。
さて、久しぶりの投稿になりますが、今回はビッグレッドファームの飼付作業についてお話しさせて頂きます。
当牧場の飼付作業は、馬の給餌(エサやり)と馬の状態チェックの作業になります。
エサは、人参やりんごを与えているイメージがある方もおられると思いますが、主に穀物類の飼料を与えています。(※馬の飼料についてはネット上で検索可能ですので、興味のある方は調べてみてください!)
飼付のタイミングは馬の管理方法にもよりますが、基本的に「朝・日中・夜」の3回。
馬の胃は大きい体に比べて容量が小さく、一度に過剰摂取すると消化不良で疝痛などを起こしやすい構造のため、数回に分けて与える必要があり、当牧場では1日に与える量を前述の3回に分けて与えています。
なお、朝と夜の飼付については当番制で、当番の人を「飼付当番」と呼んでおり、大体2~3週、もしくは1ヶ月に1回の持ち回りで担っています。
飼付当番は、朝と夜の人目がない時間帯の馬の様子を、エサをやりながら確認してまわります。(※例えば、疝痛を起こしていないか、などの様子見)
当社では手当が発生する時間外作業であり、生き物を扱う牧場にとっては切り離せない大事な作業です。
とはいえ。日中の業務時間中は一頭に長い時間を割けないこともあり、飼付当番時を馬との交流の時間にしているスタッフもいる様です。
私個人としては、馬房内に吊るした飼い葉桶にエサを入れてもらえるのを待ち切れず、先に用意したエサバケツに顔を突っ込んでくる馬の姿に、毎度苦笑しています。
「少し落ち着け!!」と思いつつも、食欲があることは元気な証拠なので、強く止められないのは毎度のことです(苦笑)
普段では見られない馬の違った表情が見られる機会です。
〈 写真は、夜の飼付時に撮影した、スタリオン厩舎の風景です 〉
〈 厩舎の灯りと雪の白さが、幻想的な景観を作り出しています 〉
〈 凛とした空気の中、日中とは違った風景を写真におさめる事ができました! 〉
今回は馬の飼付作業について、お話しさせて頂きました。
スタッフ間では話題にする程でもない当たり前の作業でも、牧場に関わったことがない方々にとっては「知らない世界」かもしれないと話題にしてみました。
新しい年を迎えて既に1ヶ月が経っておりますが、2022年は初心にかえって取り組みたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
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