2022/03/18
こんにちは。ビッグレッドファームです。
2020/08/17
ビッグレッドファームでは、コロナ禍に伴い引き続き種牡馬見学を休止せざるを得ず、いつになく静かな夏を過ごしています。
例年6月に行っていたBOKUJOBのメインフェアは、将来の牧場を担う人材との出会いは目的の一つでありますが、毎年準備や運営などにご尽力いただいている事務局の方々や、参加されている他牧場の方々と一同に会える機会でもあったので、この有意義な機会が無くなったことは個人的にも残念に思います。
しなしながら、今年はBOKUJOBメインフェアにかわり、ビデオ会議ツールの『ZOOM』を利用してオンラインでの個別面談形式の相談会を9月12日、13日の2日間に渡って行うそうで、どの様な方とお話が出来るのか、今から待ち遠しく思います。
一人でも多くの方が相談会に参加されて、牧場の仕事、競馬に関わる仕事への興味やご理解を深めて頂ける様に、ビッグレッドファームでの準備をして迎えたいと思います。
コロナ禍によって注目度が増した感のある『ZOOM』ですが、ビッグレッドファームでも毎月行っている責任者達が集まる社内会議で利用を始めたところでした。
これまでは光回線の環境が整っていなかったビッグレッドファームでも、一部の牧場を除いて7月より光回線のサービスを受けられる様になりました。今では当たり前と言われる高速通信サービスですが、漸く環境が整った事で牧場のビジョンの一つでもある 『IT化』 をドンドン進めていくことが可能となりました。業務視点に留まらず、場内を生活拠点とする牧場スタッフにとっても、プライベートの時間を有意義に過ごせるアイテムの一つですし、これまで実現を願って積極的に活動を行ってきたことが身となりました。
社内コミュニティの増進の目的で社内SNSを導入し、ペーパレス化や情報活用に向けて各場にタブレットを配布した所ですが、高速通信サービスをより活用して、より仕事に取り組みやすく、より活発なコミュニケーションが図れる環境となるように、引き続き色々な展開を考えているところです。
さて、話題は変わりますが、今年の2歳戦は生産、育成馬であるリンゴアメの函館2歳ステークス優勝に続き、先日も育成馬のブルーバードが2歳オープンのダリア賞に優勝してくれました。2歳戦は育成してきた結果がストレートに結びつきやすく、また先の楽しみも大きい事もあり、とても嬉しく思います。
この結果も、コロナ禍の中で一度も開催を中断することなく、継続して競馬を開催してくださっていることによるものであり、やはり、私共の仕事は競馬が有ってこそ意味を成し、遣り甲斐を感じられることを、結果を通して改めて感じるところです。
競馬開催にご尽力を頂いております関係者の皆様には、繰り返し心より感謝申し上げます。
残念ながら、比較的近くにいながら応援に向かう事は叶いませんが、札幌開催の最終週(9月上旬)に行われる札幌2歳ステークスにはゴールドシップ産駒のユーバーレーベンが出走を予定しております。また、2歳オープンのすずらん賞にはセントポーリアが出走を予定しております。何れもビッグレッドファームで産まれ、育成を行ってきた馬であり、この原稿を書いている時点では共にビッグレッドファームで最後の調整を行っているところです。
サンシャインパドックから馬房へと移す際に撮影したこともあり、泥だらけで愛嬌のある姿になっておりますが、日々トレーニングでアスリートとしての使命を背負った競走馬にとっては、サンシャインパドックでの泥遊びのひと時は、餌を食べている時同様に気分転換の一つになっていることでしょう。
(調整中のユーバーレーベン)
(調整中のセントポーリア)
出走レースに向けて、直前まで牧場で調整に携わることが出来るのは遣り甲斐を感じますし、結果を出すためにスタッフも妥協なく取り組んでくれているので、リンゴアメ、ブルーバードに続いて良い競馬を見せて欲しいです。
リンゴアメは重賞勝ちのご褒美で、現在はビッグレッドファームの放牧地でリフレッシュしており、新馬戦、函館2歳ステークスで見せたやんちゃな面は影を潜めて愛くるしい表情をしております。
このあと秋の競馬へ向け調整を進めていくことになりますが、更なる活躍を期待しております。
(青草放牧でリフレッシュ中のリンゴアメ)
ダリア賞に優勝したブルーバードは新潟2歳ステークスへ、マイネルジェロディは小倉2歳ステークスへと出走を予定しておりますし、これからデビューする馬達の競馬も楽しみですが、2歳戦の話をしている間に、既に1歳馬の鞍付けが始まっております。
こちらの様子は、またの機会にご紹介できればと思っております。
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