シーズン開幕【岡田スタッドグループ】

暦のうえでは節分と立春が過ぎ、今季一番の冷え込みを記録したものの

陽射しには少しずつ力が感じられるようになってきました。

北海道でも恵方巻文化が定着。節分行事の代名詞になってきましたが、

他県と異なる点は豆撒き用の豆。大豆ではなく落花生が主流なのです。

拾い集めて食べるのが当たり前、雪上でも識別しやすく衛生面の観点から

落花生の風習が根付いたという説もあります。

今年は衛生面により配慮し個包装タイプを用意。

「わ～い、おつまみだ～」テンションが上がるスタッフもいましたが、

これはおつまみではありません。　勝負の世界に欠かせないゲン担ぎです!!

さて、前ふりが長くなってしまいましたが、当グループも2022年度の出産シーズンが開幕しました。

記念すべき第一号は１月５日生まれ。過去に前例のない早さで既に雪上をピョンピョンと跳ね回っています。

広い放牧地へ移動して間もない親仔は、積雪の深いポイントをのしのしと掻き分け

お母さんが走り出せば懸命に食らいついていきます。

グループ全体で117頭の出産を予定しており、繁殖スタッフにとって気の抜けない毎日が続きます。