2021/05/31
8名の新卒社員が入社しました
2020/03/30
みなさん、こんにちは! ダーレー・ジャパン・ファームの新人育成プログラム「ゴドルフィン道場」の1期生、田中です。
今回、 「研修を1年終えた感想をブログで書いてください」 というご指名を受けましたので、実際に研修を受けている私のリアルな感想をお伝えできたらなと思います。
1年間の流れについては同ブログ内、ダーレー・ジャパン・ファームの2019年7月17日の記事を合わせてご覧ください。
入社後は、1か月間の新人研修からスタートしました。
そもそもサラブレッドとはどういう生き物なのか?という所からスタートし、牧場で働く上で必要な基本的な事を学びました。
実は私も馬の知識など全く無いただの競馬ファンの大学生でしたので、こんな自分でも大丈夫だろうかと心配していましたが、本当に初歩的な事から丁寧に教えて頂き、馬の扱い方・病気・競走馬になるまでの過程等々、様々なテーマで学校のように毎日多くのことを学びました。入社していきなり厩舎作業!という事は無いのでご安心ください。
次は、繁殖、イヤリング、育成の各部署での研修でした。
実際に現場で作業をしながら経験を積んで行くのですが、失敗もしながらなんとか先輩社員に教わりながらついていくので精一杯でしたが、多少なりとも出来ることが増えていく事が実感できて、とても有意義な研修だったと思います。
個人的には育成厩舎にいた際にお世話をしていた馬がレースに出走し優勝した時は、馬券を当てた時とはまた違った喜びを味わうことが出来ました。 (笑)
その他にもお産厩舎の夜番やスタリオンの研修などもあり、入社1年目にこれだけの経験をさせてもらえるのはとても幸せなことだなと思います。
現場での研修の他に英会話や乗馬練習、サラブレッドや競馬業界に関する講義も毎週あります。
また、牧場を飛び出してサラブレッドの市場(せり)にも研修に行きました。
競馬ファンである私にとって夢のような場所でしたが、遠足ではなく研修ですのでしっかりと馬体を見て、どの馬に高値がつくか予想する課題が与えられます。自分でテーマを持ち、実際に購入者側の目線になって馬を見ていくのはとても楽しいものです。とあるセリで 「お、この馬は自分の理想にピッタリだ!」 と思った馬に最高落札額がつけられた時は思わず声が出てしまう程嬉しかったです。
繁殖セールでは売り手側となってセリに参加するので両方の視点を体験することが出来ました。
仕事外のイベントも沢山あります。重賞レースを優勝した際の祝勝会、競馬が函館・札幌開催の時は観戦ツアー (優勝すれば口取りにも参加)、サマーパーティーや忘年会、ハロウィーンパーティーなどもあります。職場を離れて先輩スタッフ、同期達と楽しめる機会が年に数回あってとても楽しかったです。日々の業務は大変ではありますがこうしたイベントがとても楽しく、また頑張ろうと思えるモチベーションの一つにもなります。
一年間通しての感想は 「とにかく楽しかった」 の一言に尽きます。
もちろん毎日の業務は早朝からの作業や、冬季の寒さや (関東出身の私には応えました)、危険な場面もあるので決して楽なものではありませんがそれ以上に憧れであったサラブレッドの世界で働けることの楽しさの方が勝りました。覚えなくてはならないこと、習得しなくてはならないスキルは山のようにあり、終わりはありませんがそれだけ奥が深く、とてもやりがいのある仕事だなと1年を終えて感じることが出来ました。
何よりも未経験で入社したこんな私でもそう思えるほどにこの 「ゴドルフィン道場」 のプログラムにバックアップしてもらったなと思います。本当に楽しく、しっかりと、経験を積ませて頂きました。
4月からプログラム2年目です!更に成長できるよう頑張っていきたいと思います。
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