2021/05/31
8名の新卒社員が入社しました
2020/12/08
北海道もすっかり冬めいてきましたが、みなさんお元気にお過ごしでしょうか?
2022年入社の採用活動もスタートしており、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮しながら、11月には日帰りの牧場見学会を2度実施いたしました。
例年より少し遅い時期の実施となり、草木も少し冬っぽさを感じさせる色合いで、肌寒さも感じるなかではありましたが、みなさんに各部門を見学してもらうことができました。
さて、今日は、総合的なホースマンの育成を目指すゴドルフィン道場の取り組みを一つご紹介します。10月末に新卒1・2年目のスタッフが、配合の提案をするプレゼンテーションを行いました。
このプレゼンテーションは、1・2年目が6つのペアにわかれて、ある繁殖牝馬に対して最適な配合相手だと思われる種牡馬を提案するという課題です。
課題として2頭の繁殖牝馬が与えられ、1頭はセリで売却する前提、もう1頭は自ら馬主として所有する前提で配合を考えます。ダーレーはいわゆるオーナーブリーダーですが、マーケットに出す場合とそのまま所有する場合で配合がどう変わるのかを理解してもらうために、このような設定にしました。
約1ヶ月の間、日々の牧場での仕事の合間を縫って実際の繁殖牝馬やその産駒を見に行ったり、血統表や競走馬時代の成績をしっかり調べたりと、入念に準備を重ねました。
プレゼンテーションの当日は、代表のハリーをはじめ、血統の専門家であるノミネーションオフィスのスタッフも参加し、発表者のみんなは緊張の面持ちです。実在する繁殖牝馬への配合提案ですから、聞く側も「もし良い提案があれば実際の配合に活かせるかも」と真剣そのもの。
ゆえに質疑応答では厳しい質問も多く寄せられましたが、あるスタッフからは「この仕事を長くやっている我々には絶対に思い至らない提案もあって新鮮だった。おもしろかった」とのコメントも寄せられましたし、聞いている側にとってもいい刺激になったのかもしれません。
来春、このプレゼンで提案した配合が実際に採用されることはあるのでしょうか?
答え合わせはまだ先ですが、もし提案した配合が採用され、生まれた仔馬が種牡馬や繁殖牝馬になれば、彼ら彼女らが考えた配合が血統表にずっと残ることもあり得ると思うと楽しみです。
このように、「ゴドルフィン道場」では、実際に馬を触る仕事だけでなく、総合的なホースマンを目指すためのプログラムをご用意しています。
2022年4月新卒入社の方々に向けた情報提供をスタートしており、今後の説明会や選考スケジュールはリクナビよりエントリーしていただいた方に決まり次第順次お送りしていきますので、ご興味持っていただけましたら以下のURLよりエントリーをお待ちしております!
世界に展開するダーレー・グループ
急成長する組織で、一緒に世界のトップを目指しましょう!
詳細はこちら