2022/03/18
こんにちは。ビッグレッドファームです。
2016/04/22
本州では桜の報道も落ち着いた時期と思いますが、北海道の春はこれからです。ビッグレッドファームの近くには桜並木で有名な二十間道路があり、連休に入りますと全国から多くの人が見学に訪れる様ですが、四季それぞれに変化をと、代表の岡田が景観にもこだわって木々を植え、緑地帯を贅沢に設け、大きな池があるビッグレッドファームも働く我々に取っては働きやすく居心地の良い空間です。
春といえば出会いや旅立ちの季節ですが、ビッグレッドファームに新たに3人の新入社員が入りました。大卒2名(男女1名ずつ)は未経験ですが、一方は厩務員志望、一方は牧場で働きたいという強い意志を持って飛び込んできてくれました。もう1名は研修施設であるBTCに高卒で入講。去年の夏にはBTCの牧場実習にて実際に1週間ビッグレッドファームで働き、雰囲気や仕事内容を理解した上での入社となりました。
新入社員が入るということは様々なことを教えていくこととなりますが、教えるということは自分が理解していないと指導することもできませんし、普段は馴れ合いになってしまっている日常業務を見直す良い機会にもなります。新入社員の加入は人材確保という意味だけでなく、幅広い形で影響を与えてくれます。3名には是非とも頑張っていただきたいと思います。
旅立ちという意味ではデビューを目指す2歳馬の入厩が本格的に始まります。アイルハヴアナザーの初年度産駒や、去年急逝したステイゴールド産駒もスタンバイしております。ステイゴールドはビッグレッドファームとブリーダーズスタリオンステーションとの間で2年ごとに種付けシーズンを送っていましたが、現2歳世代がビッグレッドファームで種付けをした際のステイゴールドの最後の世代になります。これまでとは違った思いもあり、産駒達には頑張って欲しいと願います。
亡き父に変わり今年新種牡馬生活をスタートさせたのが前回のブログでも紹介させていただいたゴールドシップです。
環境にも慣れたようで順調に種牡馬生活を送っています。父のステイゴールドは種付けの上手な馬でしたが、ゴールドシップも種付けに対して前向きで、父に劣らぬ適性を見せております。
種付け業務は馬、人ともに、皆さんが想像されている以上に心身の負担が大きく、尚且つ危険が伴う作業です。しかしながら、サラブレッド産業の原点であり非常に重要な役割を担っており、現役時代に活躍した馬がスタッドインしてくるとやりがいを感じます。生産者の方や競馬ファンの期待を背負いつつ、シーズン半ばに差し掛かった種付けシーズンを乗り切っていきたいと思います。
2025年春入社に向けた求人募集中です。
明るく前向きに仕事が出来る環境、お客様に愛され応援頂ける様な牧場を意識して取り組んでいます。
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