2021/05/31
8名の新卒社員が入社しました
2014/06/16
お産シーズンが無事終了しホッと一息といきたいところですが、種付けシーズンが終盤を迎え何とか残りの繁殖牝馬が受胎するようにと願う多忙な毎日です。
そんな中、毎年定期的に行われている栄養コンサルタントによるスタリオン、繁殖牝馬、1歳、当歳とすべての馬のコンディションチェックが行われました。
1頭1頭入念に馬体を観察し、飼養管理上問題が無いかをチェックしていく重要な検査です。
普段毎日見ている人が、その馬のことを100%把握している...?と思われがちですが、馬体の変化や成長度合いを評価するのは、実は簡単なようでとても難しいことなのです。
そこで、栄養コンサルタントに定期的に検査を依頼し、客観的に評価してもらうことで、各馬の特徴を把握し、飼養管理する上での方向性を決めています。
馬体の評価法として重要なものにBCS (ボディーコンディションスコア) というものがあります。
これは脂肪のつき具合を指標化したもので、1.0 (極度の痩せ細った状態) から9.0 (非常に太っている) まであります。各発育ステージごとに理想のBCSが設定されており、この評価法に基づいて細かくチェックされます。
「最近太ったかも」とか「なんか痩せた気がする」なんてあいまいな会話はここでは通用しません。
もちろん、このほかにも体高、体重、毛艶、蹄、肢軸など検査する項目は山ほどあります。
話題はそれますがダーレーでは、ダーレー・フライング・スタートというサラブレッド業界における2年間のビジネス研修制度があります。
今年は、香港とアメリカ出身の研修生2名が日本にやってきました。
ダーレーにおいて馬の飼養管理を実際に体験しながら、競馬場やトレーニングセンターなどいろいろな施設を訪問し日本の競馬界全体について学ぶ機会が与えられます。理論から実践まで様々な課題を乗り越え一定のレベルに達した研修生は、サラブレッド業界に携わる経営管理者としてUCD Michael Smurfit Graduate Business Schoolに認可された卒業証明書が授与されます。
興味がある方はぜひHPをご覧ください。HP→http://www.darleyflyingstart.com/
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