牧場を知る
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2025/07/22
石川県出身、S.Hです。馬の仕事に興味を持ったきっかけはウマ娘が好きで競馬を始め、馬に携わる仕事をしたいと思ったからです。
7月の半ばをむかえ、段々と暑くなってきた頃で熱中症に気を付けながら日々を過ごしております。
今回のブログでは馬の歯について書いていきます。馬の歯は合計で40本もあります。(牝馬は36本)また馬ならではの特徴として歯槽間縁(しそうかんえん)という歯が生えていない所があることです。ここにハミを入れ、人がコントロールすることが可能にすることが可能になります。
馬の歯は年間3~4mmずつ伸びます。野生の馬だと長時間にわたり草類を食しており、咀嚼により歯が自然と摩擦するため特に問題はありません。しかしサラブレッドのような一般に人に飼養されている馬は、咀嚼の時間や下顎の動きが野生馬と異なり歯が変形しやすく、定期的に歯科検診が必要とされます。
当歳馬から5歳馬までの歯列完成がしていない時期は、脱換歯や不正咬合による問題が起きやすいので年3~4回のチェックと年2回の整歯があるそうです。私たちが体験したのは開口器という道具で馬の口を開き、歯鑢(しろ)というヤスリのような道具で歯を整える作業をしました。強く擦らないと歯が削れませんし、力を入れすぎると狙いが定まらず、ずれてしまいとても大変な作業でした。
この夏はもっと暑くなり大変だと思いますが自分の夢の為に頑張ります。
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