牧場を知る
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2022/06/09
こんにちは!今回のブログを担当することになった京都府出身のY・Iです。
研修が始まってからというもの毎日が怒涛の勢いで進んでいき、気がつけば貴重な1年間のうち2カ月が終わっていました。この2ヶ月で学んだことをちゃんと身にできているか不安になるときもありますが、そこは気合と根性と復習です。
このブログを書いている時はまだ半分の人しか終えていませんが、今回はJRA日高育成牧場での当歳馬・繫殖牝馬管理実習について書いてみたいと思います。
朝の厩舎作業を7時までやったあと、30分くらいで出発だったので朝ごはんは前日に作ったサンドイッチを車の中で食べました。ちなみに私はサンドイッチ作りの時寝落ちてしまっていたので作っていません。用意してくれた方々に感謝です。(みなさん、申し訳ございません)
到着して集合した後、まずは母馬と当歳馬の集牧をしました。左手で母馬を、右手で当歳馬を曳くのですが、親子によっては母馬が歩くのが速かったり仔馬が全然歩かなかったりするので、同じペースになるようコントロールするのが緊張も相まってかなり難しかったです。私は仔馬と触れ合うのはこれが初めてだったのですが、曳くのが難しすぎて可愛いと思う余裕がありませんでした。
次に馬房に戻ると飼付けと裏堀りと検温とブラッシングがありました。直に触れると仔馬の体温の高さがよく伝わってきます。小さい顔、小さい蹄、長すぎる肢、やわらかい毛、ブラッシングで揺れてしまう身体全てが新鮮でした。母馬と仔馬がお互いの飼いを食べてしまわないための工夫なども知ることが出来ました。
そして一歳馬の集牧もした後、繁殖牝馬の子宮のエコー検査の様子を見学しました。直腸から機械を入れて胎児や胎盤の様子を見ます。受胎して6週目くらいであれば、心臓が動く様子をはっきり見ることが出来ました。次に仔馬の削蹄を見学しました。仔馬のみが馬房目の通路に出た状態で行っていたため、親子の関係性も垣間見ることが出来て面白かったです。
昼食をはさんで最初に当歳馬の検温をした後、午前中に集牧した馬たちを放牧に出し、馬房の掃除を行いました。慣れない厩舎での馬房の掃除はこれまたかなり緊張しました。また馬房が広いので毎日掃除するのは大変だと思いました。
実習の最後は講義でした。生後3カ月の間にかかりやすい感染症とその対策について学びました。 実習で学んだことはまだまだ書き足りないのですが、すべて書いてしまうとさすがに長くなりすぎますので、突然ですがこのあたりで切り上げたいと思います。
ここまで読んで下さりどうもありがとうございました。
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