～草地管理～

　10月に入り段々と寒くなってきました。研修も半分が過ぎ、残り半分となり牧場説明会や牧場見学が始まりました。今後に進路に向けて考え始める季節にも入りました。

　さて、今回のブログの内容は、サラブレットのための草地管理についてです。

　強い馬づくりには、仔馬の時から食べられる放牧地の草の栄養が大切になります。

　そのためには、草地を人がしっかりと管理することが重要です。

　では、人はどんな管理をするのでしょうか？

　それは、草の丈を整える肥培管理、牧草や土壌の分析をすることです。

　ここでは牧草や土壌分析について説明します。

　牧場で使っている牧草や放牧地の土壌を数か所から採取し、そのサンプルを送付すると牧草や土壌に含まれている栄養価や成分、不足している成分など詳しく報告書として送られてきます。

　その報告書に基づいて不足している土壌に追肥をし、濃厚飼料として給与して不足している栄養を補う必要があります。

　研修も半年が過ぎ多くの事を学びました。立派なホースマンとなるべく残りの研修も誠心誠意頑張っていきたいと思います。

採取した牧草と土のサンプル