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2023/10/03
お久しぶりです!早いもので、研修が始まり半年が過ぎました。1番のI.Cです。今回は8月28日に行ったばんえい競馬見学について書かせていただきます。
私たちが、普段の研修で触っている馬たちは、首や足が細くお腹周りもとてもシュッとしています。しかしばんえい競馬で使われている馬は、競馬のサラブレットよりはるかに大きさが違うペルシュロンという品種です。サラブレットは、体高が約160~170㎝、体重は450~500㎏が標準的な大きさですが、ペルシュロン種は体高が高い子だと2mを超え体重はなんと1tを超えます。そんなばん馬のひくそりの重さはなんと450㎏!競争をする際はそりに加え人の重さも載せて2つの山を越えます。
レースは、全長200mのコースで2つ障害があり第一障害は、長さ9,3m高さ1m。第二障害は、長さ16mで高さが1.6mあり、この2つの障害を越える前に障害の手前で休ませ、息を整えてから障害を越えていくのですがその時のばん馬が登っているところに砂煙が上がっていたという事もありますがとても迫力がありコース自体は競馬よりも短いですがゴールをそりが越えるまでとてもドキドキしました。ばんえい競馬はそりが全て入ってやっとゴール判定になって、たいていの馬はゴールの手前で休憩をはさむので最後まで目が離せませんでした。帰るまでに3レースみる事が出来たのですが私の予想はすべて外れました。
また、帯広競馬場には「ふれあい動物園」という場所があるのですがそこには、ウサギや、ヤギ、クォーターホースがおりなんとばん馬もいてにんじんを与えたりすることができました。ばん馬ににんじんを与えてみて食べるときの迫力に驚きました。大きい顔を伸ばして口を大きく開いて目も見開いていてほんとに、にんじんを食べる口なのか!?と少しビビりながらにんじんを与えました。このふれあい動物園にはばん馬ギャラリーという休憩が出来るところがあってなんとそこでばんえい競馬の累計最多勝利を収めているレジェンドにお会いすることができました。
今回の見学で、ばん馬の大きさや軽種馬と全く違う迫力を肌で感じることができてとても楽しかったです。