牧場を知る
牧場で働くまでの流れや先輩紹介、キャリアプランなどを紹介しています!
2023/08/24
初めまして。本ブログをご高覧いただきありがとうございます。奈良県出身、19歳のG・Tです。
本研修も開講より約4カ月半の月日が流れ、研修期間の3分の1が終了しました。時の流れの速さに驚きを感じながらも、より一層日々の時間を大切にしようと思う今日この頃です。
本記事の主題は、私たちの日々のトレーニングについてです。「なんだ、馬の話ではないのか」と思った方々、体作りは研修を過ごすうえで、ひいては日々を健康に過ごすためには欠かせない事なのです。是非最後までお読みいただければと存じます。
私たちが和気藹々と日々を過ごす研修寮の2階には、多くの器具が揃うトレーニング室があります。研修生は空き時間などにこれらの器具を使って、体作りをしているのです。置いてある器具は馬に乗る時に使う部位の筋肉を鍛える事の出来るもので、しっかりと意味のあるトレーニングに励むことができます。
さらにトレーニング室には乗馬用と競走用の騎乗シミュレーションができる電動木馬もあります。電動木馬は、常歩と言われるゆっくりとした動きから駈歩と言われる大きく躍動する動きまで、数段階の速度調整が可能です。さらに乗馬用と競走用の木馬では木馬の姿勢や鞍の種類が違い、幅広い条件下での練習をすることができます。
また電力を必要としないトレーニング用の木馬もあり、姿勢の練習や鞭を持つ状態での騎乗フォームの確認、鞭の持ち替えの練習などもできます。他のトレーニング器具と組み合わせる事で、また違ったトレーニングもできます。(余談ですが、これらの木馬はとってもお高い値段だそうですよ。数千万もするとかしないとか...)
1日トレーニング室に誰も来なかった、という日は無く、毎日誰かが目標をもってトレーニングをしています。
トレーニングをする意味は数多くあります。騎乗の為に鍛える!とまず考えるでしょうが、それだけではございません。研修の日々の中では、騎乗の時間はほんの少しです。それ以外の厩舎作業も大切なのです。厩舎作業では力仕事が多く、体力も力も必要とします。普段の作業で体力が尽きてしまっては、新しいことを身に付ける余裕がなくなってしまいますので、しっかり体を鍛えて力や体力を身に付けます。
また、トレーニングの内容は自分で決めるものです。当日の騎乗を振り返り、復習や出来なかったことを練習するために木馬に乗る、足りない筋肉をつけるためにその部位のトレーニングをする、少し疲労がたまっているようなら別の部位を鍛えたりします。トレーニングの仕方は人それぞれです。一気に負荷をかけて次の日は休んだり、毎日少しずつ鍛えるのを続けたりと自分に合った方法で行うことが大切です。もちろん何もせずに体を休めることも大切ですよ。疲労を十分に回復できず次の日に持ち越してしまったら、元も子もないですからね。
トレーニングは自分自身と向き合う時間にもなります。トレーニングを通して、心身ともに健康で丈夫な体を作り上げて日々の研修に臨みます。馬の日々の健康を自分たちがしっかり見るためにも、まず自分たちが健康でなければいけません。これからもトレーニングを通して体を作り上げて、研修に臨んでいこうと思います。
以上で私たちの日々のトレーニングについての紹介を終えようかと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。研修ですること、というよりは私たちの私生活内でのお話となりました。
本記事をここまで読んでくださった皆様も、トレーニングをしてみませんか?ほんの少しだけ心身が豊かになるかもしれませんよ。思い立ったが吉日です。是非始めてみましょう!そして少しずつでも毎日続けてみましょう!トレーニングは楽しいですよ!Let's Training!!