牧場を知る
牧場で働くまでの流れや先輩紹介、キャリアプランなどを紹介しています!
2023/07/06
初めまして。今回ブログを担当する大阪府出身の三人目のK・Yです。
研修が始まり2カ月が経ち騎乗訓練や厩舎作業、馬の扱いなどにも少しずつ慣れてきたことで次々と新たに学ぶ事が増えてきました。そこで今回は牧場で必須の作業である草刈りについて紹介します。
草刈りは環境整備や馬に青草を与えるために行います。道具はブラシカッターという先端についたひも状のコードが高速に回転し草を刈ります。刈り取り能力は金属に劣るが安全性が高いのが特徴です。
草刈りをするときには小石や枝などが飛んでけがをする場合がある為防護服やフェイスシールド、草刈り機用バンドを着用し互いの距離に気を付けて作業を行います。
エンジンの掛け方は給油し周りに障害物や人がいないことを確認し、平らな地面に置きプライマリーポンプを押して気泡がなくなるまで燃料を送ります。そしてチョークをONにしてエンジンスイッチもONにしてスターターの紐を一気に引き上げてエンジンをかける。
草刈りは手で操作するのではなく腰を動かすように左から右に振るように動かし地面と平行にして地面から少し浮かして草刈りをすることで刈り残しや虎刈りになることなく草を刈ることができます。刈る場所は草刈り機で刈ることができない斜面や牧柵の周り、気の周りなどを刈っていきます。
最初は研修生みんなブラシカッターの使用が初めてでエンジンの掛け方が上手くいかなかったり、刈り残しや虎刈りになることもありました。回数を重ねてきたことにより作業ペースや技術が向上し教官方にも上手くなったと褒められることが増えてきました。草刈りは大変な作業ですが綺麗に刈れるととても気持ちよくなります。これからも定期的に草刈りの作業があるので更に上手くなれるように日々精進していきたいと思います。