牧場を知る
牧場で働くまでの流れや先輩紹介、キャリアプランなどを紹介しています!
2022/07/07
皆さんこんにちは今回ブログを担当する鳥取県出身のA・Mです。
今回は馬の手入れとトリミングについて書こうと思います。馬の手入れは毎日することで、馬を管理していく中で欠かせないことです。手入れには使うブラシ類も複数あり使う順番があります。騎乗して汗をかいた馬や泥などで汚れている馬は水洗いでシャンプーをしてしっかりと汚れを落とします。
私が手入れをする上で一番大切だと思うことは馬とのコミュニケーションをとる事と、馬のことをよく見る事です。この馬はどこを触られるのが嫌なのか、触ると嫌がるから痛いのかもしれない、どうして今嫌がったのだろうか、次は少し違う接し方をしてみようなどを考えながら行います。
馬が手入れを楽しいと思うようになってくれたら自分の中で手入れが上手く出来たといえると思います。馬のことを一番に考えて行わなければ馬の怪我や病気を見落としてしまうこと、また人のことを怖がったり反抗する馬に調教してしまうことになります。
責任のある作業ですが手入れは馬としっかり関わることができる時間なので今後も手入れを通して学んでいきたいです。
最近では新たにトリミングについて学びました。主に鬣(たてがみ)、尾、距毛(球節の後ろの毛)、耳毛を整え見栄えを良くする目的があります。
今回は主に鬣を整えました。整え方は櫛を使い根元から抜くことで自然で素軽い印象になります。(ハサミで切ると鬣が重たい印象になります。)
↓私の担当馬は毛量が多く作業が大変でしたが頑張りました!
↓前髪も整えます。人と同じく印象もだいぶ変わります。