体重測定とBCS

　こんにちは！今回ブログを担当させていただく三重県出身のS・H です。

　今回は体重測定とBCSについて書いていきたいと思います。体重測定とBCSは毎月月末に行われます。BCSとは、ボディコンディションスコアといい、脂肪の付き具合を数値化したもので、１～９段階あります。JBBAの研修馬は５(普通)を目指していきます。

　体重測定では、馬の４本の肢を体重計に乗せて測ります。このときに肢を全て体重計にきっちりと乗せないといけないので、調整が難しく一苦労してしまいます。体重計に乗せられたら、体重を測り、前回の体重との増減も併せて記録します。

　体重が測り終わったら、BCSを測定します。BCSは、首，肩，腹，尻周りの脂肪や筋肉の付き具合、肋骨の浮き具合などを、見て触って確認します。確認したら、全体的に見て数値を決めて記録します。先ほど記録した体重と併せて変化の具合を見て、朝飼，夕飼や運動量が変更されます。変更内容を確認しておかないと、ミスが起きるので注意して確認します。

　この体重測定とBCSの際に改めて見てみる事で、それぞれの馬の特徴や違いが分かり、馬のコントロールや保定の練習が出来る事でとても良い機会になります。この機会を上手く利用して、馬の事を良く知り、扱いが上手くなっていけるようにしていきたいです。