牧場を知る
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2021/10/18
初めまして、今回ブログを担当します東京都出身のH.Nです。
10月も残りわずかとなり本格的に冬が始まるような寒さが感じられる時期になりました。
さて、10月は数多くのイベントがありました。今回はその中の一つの札幌競馬場の見学について紹介していきたいと思います。
まず、ブログをいつも見てくださっている皆さんは札幌競馬場と聞いて何を思い浮かべますか?多くの人は夏の風物詩である、夏の北海道競馬で使用されている競馬場としてのイメージがあると思います。しかし、今回の見学では残念ながらシーズンが終わっていて実際にレースを見る事はできませんでしたが、静かな札幌競馬場という、あたらしい一面が見る事が出来ました。今回は、このようなあたらしい一面を少し紹介していけたらと思います。
まず、私たちは札幌競馬場内にある厩舎を見学しました。厩舎は63棟あり、最大で750頭も入ることが出来ます。なぜ750頭も入ることが出来るのか?その理由は、移動が大変だからです。本州にあるトレーニングセンターから札幌競馬場まで1日かかるのでその負担を緩和する為です。
次に、装鞍所からパドックまで実際にどのような流れでレースまで進むのかを見学しました。装鞍所やパドックでは、実際に競馬場でよく耳にする馬体重や騎手の負担重量について説明を受けました。公平にレースを取り行うために間違えが無いように注意して行っている印象を受けました。また、新しく改築されていてとても綺麗でした。
その後、実際に馬場を見学しました芝ダート共にとてもきれいに管理されている印象を受けました。芝コースは、小さな穴もなく穂の長さも均一に刈られていました。ダートの砂は触ってみるとサラサラで、自分たちが使っている砂と全然違ってびっくりしました。
その後は、審判など安全に競馬を行うために重要な部分を見学したり、競馬を執り行うために必要な法律の話や馬券の売上金の話を聞いたり、最後は馬主席を見学しました。
最後に今回この札幌競馬場の見学を通して、将来自分たちが関わっていく競馬とは何かを改めて考える事ができました。研修も残り半分です悔いの残らないよう1日1日を大切に頑張っていきます。
パドックを馬の気持ちになって歩いてみました。
芝の感触を確かめました。
芝の傷んでいる所を丁寧に修復していました。ご苦労様です!