2022/04/28
日本軽種馬協会 軽種馬生産育成技術者研修 【JBBA静内種馬場研修課】
2015/01/19
皆様こんにちは。研修生のウチノでございます。めでたく(?)研修中に30歳を迎え、おじさん街道を突き進んでおります。研修も進むにつれて身体もここの生活に慣れ、筋肉痛等に悩まされることも減りました。
年も明け北海道はマイナスになる日がほとんどで、雪は積もる、路面は凍結し滑るなど本州産まれ本州育ちの私にとっては、過酷な毎日を過ごしております。北海道の寒さのピークは2月ということで、まだまだ試練は続くようです(泣)
近況の報告はこれぐらいにして、今回は普段の我々の研修の1ページを皆様にお伝えしたいと思います。
研修の1日は、朝5時半からスタートします。まずは、全体でのミーティングを行った後、乗馬への朝飼付け(朝ご飯)、馬の健康状態の確認を行います。馬が朝飼を食べている間の15分から20分程度の時間で、体力アップのためのランニングを行います。トレーニングを終えたころには、馬も朝飼を食べ終わっているので各馬の体温をチェックして、放牧をします。馬を全て馬房から出し終わった後は、馬の寝藁上げ作業(馬の部屋掃除)を行い朝の作業は終了です。パテックスおじさんは、馬房上げのスピードが遅いです...綺麗さで勝負します...大丈夫!
寮に戻り寮の清掃をし、朝ご飯を食べた後は騎乗練習に移ります。今は外の馬場が凍結をしているため屋内の馬場で練習を行います。騎乗は個々がその馬の特徴と自身の技術を踏まえ、日々運動の内容を組み立て練習を行っています。教官からは厳しい声が飛ぶこともありますが、皆一生懸命に技術を伸ばす努力を行っています。騎乗後は馬房を作り、午前の作業を終えます。さあ、研修生の皆様は何回落馬したでしょう!?パッテクスおじさんは、2回です。おじさん頑張っています!すごく大丈夫!
(騎乗訓練では馬のフォームを良くするための道具を装着します。)
昼食をはさみ、午後の作業は牧場敷地内の管理として様々なことを行います。草刈り、厩舎の清掃、牧柵直し、ペンキ塗り等、色々なことを研修生が中心になり取り組んでいきます。
その後は、放牧に出していた馬を各馬房に戻し、馬が怪我をしていていないかの健康チェックと馬の手入れを行い、17時頃に夕飼(夕ご飯)を付けて最終のミーティングを行い1日の作業が終了となります。パッテクスおじさんは基本的に馬に好かれていません...大事なのは私が馬を好きである事!大丈夫!
それとは別に当番制で20時に夜飼(夜ご飯、馬の健康チェック)を行います。
夕食では、研修生全員で1日の反省を行い、おいしい食事を楽しんでいます。夕食後は、22時の消灯まで自由時間となり、それぞれ自分の時間を有意義に使っています(毎日研修の反省は日誌に記入しています)。例えば、音楽を聴く者、歌を歌う者、馬学・馬術の勉強をする者、自主トレーニングを行う者、消灯前に早々に寝る者、はたまた字が下手なので字の練習をする者...(笑)パテックスおじさんは、猫と遊びます。猫は寄ってくるのです。馬は...大丈夫!?
このように日々の研修に今までブログでお伝えした、実習やレクリエーション等のイベントもあり充実した研修を行っております。研修は残すところ約3か月になり、就職活動も始まり、まさにラストスパートといったところです。3月に研修生全員が逞しい姿で修了式迎えられるよう、さらに気合を入れて日々の研修に励んでいきたいと思っております