2022/04/28
日本軽種馬協会 軽種馬生産育成技術者研修 【JBBA静内種馬場研修課】
2015/07/11
こんにちは。JBBA研修スタッフの山本です。
JBBA研修所では研修乗馬へ飼料としてあげている乾牧草を自家牧草で賄っています。
多くの生産牧場が自家牧草で繁殖牝馬や当歳馬を飼養管理されていると思いますが、我が研修所で利用している牧草はチモシーというイネ科の牧草を乾燥したものです。
例年、6月中に一番牧草を収穫します。
一番牧草はその年の最初に収穫した牧草を「一番」、一番牧草の収穫後に再び草が生長した後に収穫した牧草を「二番」牧草と呼んでいます。
二番牧草の収穫は8月です。
そして先日、一番牧草を収穫しました。
刈り取った牧草を4日ほど乾燥させて、ロールやコンパクトにしました。
ロールはよく北海道の牧場風景で出てくるようなもので、ロールケーキをカットしたような形をしており、重さが1ロール250キロから300キロ位あります。
コンパクトは長方形の梱包で重さが15キロから20キロ程度です。
ロールやコンパクトにするには機械を利用しますが、倉庫への移動や積み込みは人力を使うこともあります。
乾燥した牧草をロールやコンパクトにした日は研修生・スタッフ総出で収納作業に取り組みました。
これも牧場で必要な作業のひとつとして研修カリキュラムに入れております。
研修生もいい汗をかきました。