牧場を知る
牧場で働くまでの流れや先輩紹介、キャリアプランなどを紹介しています!
2025/10/20
皆さんこんにちは!西部劇が好きなS.Nです!
北海道は段々と涼しく過ごしやすくなって来ていて、10月頃まで酷く暑い地元には戻れないな~なんて思っています(笑)
研修も後半戦が始まってきており、騎乗も実習もより実践的なものになってきています。先日、JRA日高育成牧場さんで行ってきた離乳実習もその一つです。
仔馬は、出生後しばらくは母乳だけで栄養を摂取しますが、段々とそれだけでは必要な栄養を補えなくなってしまいます。そのため「クリープフィード」という人間でいう離乳食のようなもの与えていきます。また放牧地の牧草も母馬をまねて、段々と食べるようになっていきます。
そして生後5~6ヶ月頃から、仔馬を母馬から離す離乳を行います。離乳をするときは、一度に放牧地にいる全て母馬を仔馬から引き離すのではなく、数頭ずつ段階的に引き離していく、「間引き法」と呼ばれる方法を使うことで、仔馬の心理的なストレスを軽減することができます。
今回の離乳実習では、その仔馬から母馬を離す瞬間を見学させていただきました!
離乳の瞬間、仔馬は母馬と離れるのが寂しくて走り回ることや、声を出して母馬を探すことがあるとは聞いていました。しかし僕らが見学した離乳は、母馬も仔馬も落ち着いていて、騒ぐ様子も無かったです。今生の別れなのに、そんなにドライでいいのか!?とびっくりしました(笑)もしかしたら、母馬がいないことに気づいていなかっただけかもしれませんが、それはそれで悲しいですね...
これからもこういった実習や日々の研修に真剣に取り組み、牧場で働く方々の技術を自分のものに出来るように頑張っていきたいと思います。



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