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2025/03/25
ブログをご覧の皆様こんにちは。埼玉出身、競馬好きのR.Hです。
今回が46期生のブログ更新最終回となります。
4月から始まった研修もあっという間に終わりを迎え早くも1年が経とうとしており、時の流れの早さを感じています。静内ではすっかり雪は降りやみ、少しずつ温かくなってきましたと言いたいところですが、さすが北海道。積もりはしないレベルですが、まだ雪が降る日もあったりします。
今回は最終回ということで、終えたばかりの"卒業騎乗"についてお話していきたいと思います。
例年、卒業騎乗は屋内馬場にて部班での騎乗供覧を行い、屋外の走路にて走路騎乗を行うのですが、今年は先生方の尽力もあり屋外にて部班での騎乗供覧、走路騎乗を行うことが出来ました。
迎えた当日ですが、晴天には恵まれず、小雨が降る中での騎乗となりました。これまでの行事を思い出しながら最近は過ごしていましたが、何かと46期生のイベントごとは雨が降っている時が多く、最後も雨が降っているのもなんだか46期生らしくていいなと思っていました。
そんな卒業騎乗ですが、私はイットーエンプレスという牝馬を選んで騎乗しました。本馬は普段は大人しくてかわいい顔をして皆から人気の馬なのですが、騎乗となると怖がりな所やハミ受けが難しい馬で最初は部班には参加できず1頭のみで練習をしていました。まともに常歩で歩かせるのすら難しく、本番までに部班に参加できる所まで間に合わない可能性もあり、練習では別の馬に騎乗するなどもどかしい日々を送っていました。
しかしそんな中でも、毎日先生が丁寧に指導してくださり、馬具を色々試してみるなど少しでも良くなる方向に行くようにアドバイスして頂き、少しずつ馬の気持ちを理解できるようになってきました。課題はまだまだたくさんある馬なのですが、なんとか部班に参加できるレベルまでに達することが出来て、ギリギリのタイミングではありましたが本番までに間に合わすことが出来ました。先生方にも多くの時間を割いていただいたので、もう少し楽な馬に乗った方が皆の為にもなるかなと思うときもありましたが、無事に当日を迎えることが出来て嬉しかったです。先生方のご協力あってのことでのことなので本当に感謝しています。
当日は多くの方に来場していただき、少し緊張していましたが、部班では皆が協力して一つになろうとするまとまりを感じられましたし、スムーズに全体を通して終えることが出来たと思います。(個人的にはまだまだ課題はありましたが...)
走路騎乗でも、例年かかる馬がいると聞いていたのですが、皆しっかりと馬をコントロールしていて、それぞれが試行錯誤してきた結果がしっかりと出ていたと思います。雨の中でしたが、皆無事に怪我なく終える事が出来て良かったですし、今のメンバーで修了を迎えることで出来て良かったなと思います。
私自身は今まで全く馬に触れてこなかった人生でしたが、この1年間で馬に触れ、馬に学び充実した日々を過ごしてきました。上手くいくことばかりではなく失敗する事もあり、多くの迷惑を掛けましたが、1年やり切れたことを自信にしたいと思います。
こうして1年間過ごしてこれたのも、先生方初め、多くの実習先での関係者の方々や寮母さん、そして研修生のメンバーのおかげだと思っています。1年間ありがとうございました。
研修はこれにて修了となりますが、ここからがスタートだと思っています。これまで以上に大変なことも沢山あると思いますが、馬を愛する気持ちを忘れずに4月からも頑張っていこうと思います。
冒頭にも書きましたが、この投稿が46期生最後の投稿でブログ更新も最後となります。ここまで読んで下さりありがとうございました。
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