タラの芽

　初めまして！福島県出身　のK.Yです（45期生には3人のK.Yがいます。今後登場するもう2人のK.Yにもご期待ください）　　

　研修から1か月半が過ぎ、作業や生活サイクルにも慣れてきましたが、次々に新しく覚えることが出てきたり、1つレベルの高い作業を要求されたり学ぶことが多く充実しています。

　さて、静内という土地は十分に堪能しているものの北海道を感じ切れていない僕たちですが、先日研修の一部として北海道ではおなじみ（らしい）タラの芽の採集を行いました。

　タラの芽は山菜の王様とも呼ばれる食材でなかなか高級な食材です。しかしそんな食材がJBBAの敷地内に普通に生えているのですから驚きです。

　採集の仕方は簡単で身長の2倍くらいの高さのタラの木のてっぺんなどに生えているタラの芽を手でポキっとするだけです。タラの木も取らせまいと自慢の棘で対抗しますが、いつも500㎏近くの巨体を相手している怖いもの知らず達にはちっとも効きません。小一時間で研修生16人と先生方の分のタラの芽が採れました。　　

　いざ、実食！今回は天ぷらでいただきました。

　僕は山菜というとふきのとうのような癖のある味（僕はふきのとうがあまり好きではありません...）をイメージしていましたが、タラの芽はジューシーに感じるほどの食感とコクのある味で山菜を食べているとは思えないほどの美味さでした。始めは1、2個しかよそっていなかった研修生も「もう一個」「これで最後」といって最終的にたくさん食べていました。皆思い思いの調味料をかけていましたが、マキシマムという調味料だけはないかなと思いました。僕は塩派です。

　このようにJBBAでは季節に応じたイベントなども多く、馬に関すること以外にも様々な経験をすることができます。研修終了までに北海道のこと、静内のことをもっと好きになれていたらいいなと思います！