牧場を知る
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2021/03/10
立春、本州では花粉が舞う季節になってきましたね。
北海道は、まだまだ雪が降り氷点下の気温が続く日が多くあります。
さて、冬休みが明け研修終了まで残り一か月を切りました。
今回は、種馬場実習と種牡馬展示会について語りたいと思います。
二回目の種馬場実習は前回同様に2人1組で3日間ずつ行いました。
実習ではデビッドジュニア号やノーブルミッション号に騎乗させてもらったのですがとにかく風格があり圧倒されました。これまで研修で培った騎乗技術、知識を駆使して何とか乗りましたが種馬なだけあって今迄に乗ってきた研修馬とは違う難しさがありました。
手入れや曳き馬もさせていただきました。手入れではフケが出なくなるまで入念にブラッシングをするよう指導されました。曳き馬では、たとえ馬が立ち上がっても対応できるような位置で引手を持つことを教えられ改めて曳き馬の難しさを実感しました。
また、後日の展示会では駐車場の誘導をしました。限られたスペースの中に流れてくる車を考えながら誘導していくのは思ったよりも難しく、若干のトラブルはありましたが、即座に対応することができました。
種牡馬の展示も観ることができ、種馬場の職員の方々が多くの人たちの前で整然と種牡馬たちを曳いたり立たせているのを見て、今後自分たちが携わった優駿たちが様々な方々の目に留まり評価され今年の種付種牡馬に選ばれるかもしれないと考えると感慨深いものでした。
以上、K.Iでした。