牧場を知る
牧場で働くまでの流れや先輩紹介、キャリアプランなどを紹介しています!
2020/11/09
天高く馬肥ゆる秋、国内外で大レースが続くこの季節は競馬ファンの皆さんにとって最も楽しい時期かと思います。
先日肥えた馬に足を踏まれたW.Kです。馬とは縁も所縁もない家庭出身ですが、小学生時代夢中になった某競馬ゲームをきっかけに現実世界の競馬にも興味を持つようになりました。
さて、10月は通常の研修に加え、牧場見学やレクリエーション等の研修所外での行事も目白押しで忙しい月となりました。牧場見学では、レイクヴィラファーム様、追分ファーム様、ノーザンファーム様といった日本を代表する牧場を見学させていただき、大いに刺激を受けました。一言で「牧場」と言っても牧場毎、部門毎に方針や仕事内容は大きく異なるので、将来したい仕事のイメージを具体化するためにも実際に牧場へ足を運び、そこで働く方のお話を伺えたことは非常に良い経験になりました。牧場見学の様子はJBBA研修公式twitter(@JBBA1990)にもアップロードされていますので宜しければご覧ください。
種馬場では、5月18日に亡くなったフォーティーナイナー号を偲ぶ会が執り行われました。言わずと知れた大種牡馬で、これまで日本競馬に与えてきた影響は計り知れません。残念ながら生前近くで見ることは叶いませんでしたが、亡くなる2週間ほど前に偶然遠くを歩くフォーティーナイナーを目にする機会があり、そのときの光景は今も目に焼き付いています。亡くなってしまったことは残念ですが、ブライアンズタイムやSeeking the Goldと同期ということを考慮すると大往生ですし、いかに大切にされていたかが分かります。近年でもファインニードルやレッドファルクスを筆頭に本馬の血を引く馬の活躍は続いていますし、母系に入ってもラッキーライラックやArrogate等様々な活躍馬を輩出しており、その血は死して尚勢いを増していくのではないでしょうか。
朝夕には摂氏0度を下回ることもある10月末の北海道の寒さは来たる厳しい冬を予感させますが、厳しい気候に負けず今後も頑張っていきたいです。