牧場を知る
牧場で働くまでの流れや先輩紹介、キャリアプランなどを紹介しています!
2018/07/30
みなさんこんにちは、
今回のブログを担当します、東京都出身N.Tです。
さて今回は日々の研修について紹介したいと思います。
研修は朝五時半からスタートします。研修生はみんな寝坊しないように目覚ましをかけるので朝から寮内はとても騒がしいです。
早朝の研修はまず馬たちを放牧して、馬房掃除を行い、朝食後の午前中は騎乗訓練を行い
ます。
騎乗訓練は現在全ての研修生が駈歩までできるようになりました。
また一部の研修生は走路(600mコース)での駈歩に挑戦しています。
現在は騎乗訓練の内容を自分で組み立てる各個騎乗ということも行っています。
午後からは馬学などの学科や作業、実習などを行った後、馬の手入れを行います。手入れは馬とのコミュニケーションをとる大切な時間なのでみんな真剣に取り組んでいます。
これが普段の研修のおおまかな流れです。
ここで先日行った「護蹄実習」を紹介します。「護蹄実習」とは読んで字のごとく馬の蹄を護るための様々な方法を学ぶことです。
実習は二日間ありました。一日目の実習の内容は普段、蹄鉄の履いていない馬のつめが
運動によって欠ける事を予防する端蹄廻しというものを学びました。
端蹄廻しは蹄の先を軽く丸みを付ける事です。
二日目は主に仔馬の足の矯正に使用する充填剤の使い方を学びました。
充填剤を使用すると関節へ均等に荷重がかかるようになるためX脚になどに効きます。
この護蹄実習で学んだことは将来牧場で働くようになってから実際に使うようになるので絶対に忘れないように頭と体に叩き込みたいと思います。
今後もまた新たな知識と技術を学んでいきたいです。ではこのへんで!