牧場を知る
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2018/08/29
みなさんお久しぶりです!
ブログの担当が一巡しまして、再び私(T・M)に回ってきました!
今回は夏休み明けすぐに行われたJRA日高育成牧場での離乳実習についてお話します!
「離乳」という言葉は聞いたことがある方も多いと思いますが競走馬は産まれてから約6ヶ月で「離乳」し、目的は大きく分けて二つあります
まずは母馬が次の出産に向けて体力を温存すること。
次に仔馬が母馬から離れることで競走馬になるための第一歩を踏み出すこと。
これらをふまえて重要になってくるのが《離乳を行う時期》なんです!
その時の天候や気温などをよく見極めて実施し、出来るだけ仔馬にも母馬にもストレスがかからないように注意します
離乳のやり方は同じ放牧地にいる母馬と仔馬のうち、母馬の方を別の放牧地に移します。
仔馬はずっと一緒にいた母馬と離ればなれになるのですから、最初は母馬を追いかけて放牧地を走り回り、ひたすら母馬を呼びいななき続けます... 見ていてとても悲しい気持ちになりました...
ですが離乳してから3~4日で落ち着き、母馬がもう戻ってこないことをきちんと理解するそうです
まだ幼いのに偉いですね~!
しかし離乳後は仔馬が栄養不足になったりと体調を崩しやすくなってしまうのでそれをしっかりとケアしてあげるのが将来の私たちの仕事の1つです!
ちなみに実習では母馬を別の放牧地に移動させるのを研修生の中でも曳き馬に自信のある精鋭三人が体験させていただきました!
連れていく際に母馬がとくに暴れることもなかったみたいなので良かったですね(笑)
この辺で今回のお話は終わりです!
長々と書いてしまいましたが最後まで読んで頂けると嬉しいです
次回のブログも楽しみにしていてくださいね~