牧場を知る
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2015/12/22
早めの再登場になりました。私おじいちゃんによる更新です。
今回は放牧中の研修馬たちについて書こうと思います。
研修馬たちの放牧は朝の6時30分前後に行われ、収牧は13時30分前後と約7時間出されています。
途中で騎乗がある馬に関してはその間、放牧から戻されるといった形になります。
ではそんな放牧されている研修馬たちの写真を何枚かお届けしたいと思います
まずは現役時、2010年のG3エルムステークスを勝ったクリールパッション
馬房内にいる時は人を警戒しがちな彼も、放牧中は写真のように人によって来てはフンスカフンスカと鼻息を吹きかけてきます。
放牧されて気分も開放的になっているのでしょうか。
次は左からサスケ、エーシンエスヴィー、トウショウクラウンの三頭です。
サスケは平成2年生まれと研修馬の中では一番の年長者です。エスヴィーはかつて函館競馬場で誘導馬をやっていた経歴の持ち主です。
クラウンは2010年の全日本2歳優駿で5着、2013年のアハルテケステークスで2着等、オープンクラスでも活躍した馬です。
写真だとサスケが仲間外れにされているように見えますが別に仲が悪いわけではないですよ!
次は現役時、障害レースで活躍したショウリュウケンです。
あまり脚などが腫れる事もない頑丈な馬です。
放牧する時等にたまに立ち上がったりしますが、そこを上手く諌めるのも曳いている人にとって大切な事です。
そしてこちらは2000年のマーチステークスや白山大賞典、さくらんぼ記念、2001年のかしわ記念等を勝ち、ダートの重賞路線で活躍したタマモストロング、通称タマちゃんです。
放牧は馬たちにとって憩いのひと時。騎乗などで頑張ってもらっている分、しっかり休ませてあげたいものです。
それでは今回はこれで失礼します。