初めての馬装コンテスト

入講して３週間が経ち５月に入りました。若葉の芽吹く季節、毎日の厩舎作業に勤しんでいます。研修生も放牧地や山間の緑と共に日々成長しています。気温がなかなか上がらず吹き荒ぶ風もあり、耐雪梅花麗の思いで頑張っています。

　この度、私達４１期生による初めての馬装コンテストが開催されました。研修生による馬装の正確さ、美しさを競うものになっています。頭絡、鞍、馬体、四肢、見せ方の計５つのポイントをそれぞれ２０点満点での審査となります。研修生全員が緊張した様子で装鞍を行っていました。皆が１００点を目指し取り組みました。私自身もこれまで教えていただいた事、復習し学びとした事を生かせるように一意専心頑張りました。

　結果は第１回の１位を獲得することができました。これまでの成果を発揮することができ、とても嬉しいです。しかし、全ての項目で満点が取れた訳ではありません。鞍の僅かなズレや腹帯の締まり具合が馬上での危険に繋がる事もあります。全てにおいて完璧な馬装ができるように残りのコンテストに向けて勇往邁進していきます。

　何よりも周りの研修生はできなかった所、指導を受けた所を「次こそは！」と積極的に馬装にチャレンジし、既に研鑽を積んでいます。勝って兜の緒を締めよ、更に馬良白眉を目指し、精進していきます。

（O・K）