牧場を知る
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2023/02/13
今回は冬季の厩舎作業などについて書いていこうと思います。
浦河町は北海道の中では積雪量が少ない地域なのですが、私は神奈川県出身なので雪にもマイナス10度を下回る気温にも馴染みがなかったので、毎日雪と寒さと戦いながら厩舎へ向かっています。厩舎に着けば馬の温もりがあり、作業を始めればすぐに暖かくなってきます。
冬季の作業では他の季節と少し流れが異なります。日の出が遅くなるので馬房清掃後に放牧に出したり、雪が積もれば雪かきも行います。そして特に注意が必要なことが水回りの管理です。水道管やシャワーの内部が凍ってしまわないよう水抜きは必須です。洗い場を使用する際も厩舎の廊下に水が流れ出て凍らないよう注意して使用します。
また、馬には体温調整のために馬服を着せます。首と胴体が着脱式で気温に合わせて着せています。首付きの馬服は馬の耳元まですっぽり覆われるので、マトリョーシカのようで可愛らしいです。芦毛の場合は暗めの色の馬服を着ているとカオナシのようにも見えてきます。
私たち40期生は未だ誰ひとり欠けることなくここまで辿り着きました。研修も残すところ約2か月です。25人で春を迎えられるよう研修に励んでいきます。
(M・T)