新年の抱負

地元を離れて北海道に来てから、早くも九ヵ月が経ち、新しい年が始まった。社会の一員として活動することになるこの一年を良いものとするため、自分の心の中の決意を文字に起こし、より一層固く、具体的にしようと思う。

　私の新年の抱負は、対応力を鍛えることだ。今年一年は、これまでの人生で最も変化の多い年だと予測できる。JRA実習や卒業供覧、新入社員となり一人暮らしなど様々なイベントが起こる。そこで必要なのが対応力であると感じ、新年の抱負を定めた。

　対応力を鍛えるためには、次に発生する出来事を予測して動かなければならないということだ。まず必要なのは余裕だと思う。予測するためのキャパシティがなければ、そもそも予測ができないからだ。そのためには緊張する場面や熱くなりやすい場面でも冷静でいることが大切だ。

　次に必要なのは、観察と考察を怠らないということだ。人の成功や失敗を考察し、理由を考え、自分の経験として昇華すること。それが、自分の予測の幅を増やし、イレギュラーに対応できる鍵になると思う。

　変化の一年になる二〇二三年は余裕と観察と考察をキーワードに対応力を鍛えて、一年間を充実したものにしたい。

（J・T）